ちょっと待った!その3Dプリンタービジネスへの参入
3Dプリンターがものづくりを変えるといわれています。パソコンやインターネットが世の中に現れたときのように、大きな社会構造の変化が起きようとしています。
このような時期には新しい、ビジネスが多数生まれます。
このチャンスを逃さないようにすべく、新規に3Dプリンター関連ビジネスに参入を検討している企業や個人が巷にあふれてきています。
しかし、知識の量や技術の理解、そしてマーケットの理解が十分ではないのに、事を急いで、新規ビジネスに参入しても、火傷をしかねません。
やはり正確で十分な情報と、正しい情報の解釈ができて、はじめてリスクを小さくできます。
一見して正しい考え方のように思えますが、これらには問題があります
FDMの低価格3Dプリンターは市場が拡大していくので、日本の高品質なものづくりを応用すれば、既存のプリンターとは異なる価値を持ったプリンターがつくれ売れる
市販のインクジェットプリンターのインクと同じように、液材を開発して売れば儲かる
フィギュアをつくりたい人はたくさんいるので、カラー造形機を導入すれば、注文がたくさん来てすぐにビジネスになる
FabLabのように機材をそろえて、使える場所を提供すれば多くの人が利用する
型がいらないので、型職人がいなくても型を使った物と同じ物が作れる
現在外部に出している試作製作を内部で製作できるようにプリンターを導入すればコストを削減できる
当研究所では3Dプリンターの技術情報はもちろん、様々なマーケットについても情報を収集しております。これら両方の情報をつきあわせた上で、どこにリスクとビジネスチャンスが有るのかを明らかにしながらアドバイスをします。