3Dプリンター技術研究所(InkJet&FDM熱溶解積層1

3Dプリンターに関する高度な技術と豊富な情報

ご挨拶

研究所 所長 工学博士 山口修一 
(3D プリンター&インクジェットコンサルタント)

デジタルファブリケーション分野における、AM(Additive manufacturing)装置の中で、 低価格のFDMプリンターやインクジェット式の3Dプリンターが注目を集めていますが、 その本格的な進化は、これからと言えます。様々な情報があふれている中で、当研究所は 30年以上に及ぶインクジェット開発経験と様々な分野との接点やチャンネルを活かす ことにより、3Dプリンター関連ビジネスの発展に寄与できるように努めて参ります。

研究所所長 山口修一

山口修一 略歴
1983年 東京工業大学大学院、博士前期課程修了
1983年 大手プリンターメーカー入社。インクジェット開発に従事
1997年 マイクロジェット設立、代表取締役就任
2013年 大阪大学大学院、博士後期課程修了
2012年 著書 光文社新書『インクジェット時代がきた!』
3Dプリンターに関する講演、ラジオ出演多数

3Dプリンター技術研究所では下記のようなご要望にお応えすべく、日々技術革新と情報収集に努めています。

新着情報

2020/6/9
東京都済生会中央病院へフェイスシールドを無償提供
株式会社マイクロジェット、株式会社3Dプリンター総研、株式会社ラナエクストラクティブ、RANA CUBIC(RaNa Unitedグループ)の4社連携にて、新型コロナウイルス感染症対応に尽力されている東京都済生会中央病院への支援を目的として、3Dプリンター造形によるフェイスシールド100セットを無償提供いたしました
2019/11/18
formnext 2019 にみる3Dプリンター最前線セミナー開催
ヨーロッパ最大の3Dプリンターの展示会formnext 2019。
今年も報告セミナーを開催いたします。
「formnext 2019 にみる3Dプリンター最前線セミナー」
2018/11/16
formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線セミナー開催
11月にドイツで開催される世界最大規模の3Dプリンター展formnext2018。
今年も報告セミナーを開催いたします。
「formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線セミナー」
2018/7/2
第29回設計・製造ソリューション展来場の御礼
第29回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018/5/23
第29回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/20(水)~6/22(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№東21-30
2018/2/19
3D Printing 2018展来場の御礼
3D Printing 2018展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018/1/12
3D Printing 2018展に出展致します。
2/14(水)~2/16(金)
東京ビッグサイト 東6ホール
ブース№ 6J-23
2017/11/10
formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線セミナー開催
11月にドイツで開催される世界最大規模の3Dプリンター展formnext2017。
今年も視察報告セミナーを開催いたします。
「formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線セミナー」
2017/6/26
第28回設計・製造ソリューション展
来場の御礼
第28回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017/5/24
第28回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/21(水)~6/23(金)
東京ビッグサイト 東1ホール
ブース№43-29
2017/2/20
3D Printing 2017展来場の御礼
3D Printing 2017展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017/1/16
3D Printing 2017展に出展致します。
2/15(水)~2/17(金)
東京ビッグサイト 東6ホール
ブース№ 6L-22
2016/12/26
セミナーご参加の御礼
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました。     
2016/10/26
formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー開催
11月にドイツで開催される世界最大規模の3Dプリンター展formnext2016。
今年も視察報告セミナーを開催いたします。
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」
2016/6/27
第27回設計・製造ソリューション展
来場の御礼
第27回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2016/5/31
第27回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/22(水)~6/24(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№東7-38
2016/2/3
3D Printing 2016展来場の御礼
3D Printing 2016展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/12/21
調査レポート先行予約開始のお知らせ
『 euromold2015 & formnext2015 報告レポート』の先行予約を開始いたしました。
2015/12/22
3D Printing 2016展に出展致します。
1/27(水)~1/29(金)
東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟
ブース№ 6G-20
2015/12/11
セミナーご参加の御礼
「EuroMold2015 & formnextにみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました。
2015/8/26
視察ツアー募集開始のお知らせ
Euromold2015展の現地解説ツアーを企画いたしました。
Euromold 2015 3Dプリンター現地解説ツアー
※お申し込みは終了しました
2015/8/18
講演会ご参加の御礼
先日行われました独立行政法人中小企業基盤整備機構 平成27年度第1回3Dプリンターセミナーにて、当研究所所長山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015/7/3
第26回設計・製造ソリューション展来場の御礼
第26回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/5/28
第26回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/24(水)~6/26(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№東8-38
2015/5/21
BIO tech2015展来場の御礼
BIO tech2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/5/21
先日行われました長野県工業技術総合センター平成27年度科学技術週間行事にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015/4/13
BIO tech2015展に出展致します。
5/13(水)~5/15(金)
東京ビッグサイト 西3・4ホール
ブース№4-47(微細加工ゾーン内)
2015/3/11
先日行われました長野県中小企業団体中央会平成26年度経営セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015/2/18
nanotech大賞2015受賞報告
弊社は、nanotech2015展に出展し、
「nanotech大賞2015 日刊工業新聞社賞」を受賞いたしました。
2015/2/18
nanotech2015展来場の御礼
nanotech2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015/2/18
3D Printing 2015展来場の御礼
3D Printing 2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2014/12/19
nanotech2015展に出展致します。
1/28(水)~1/30(金)
東京ビッグサイト 東4~6ホール
ブース№ 5G-02
2014/12/19
3D Printing 2015展に出展致します。
1/28(水)~1/30(金)
東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟
ブース№ 6D-09
2014/12/19
先日行われました近畿化学協会機能性色素・エレクトロニクス部会東京地区合同公開講演会にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/12/19
先日行われました日本印刷学会の2014年度プリプレス研究会にて、弊社の堀が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/10/23
先日行われました色材協会関東支部の印刷インキアドバンス講座にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/10/15
先日行われました農工大・多摩小金井ベンチャーポート9月セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/9/16
BioJapan 2014展に出展致します。
10/15(水)~10/17(金)
パシフィコ横浜
ブース№ B101(中小機構ブース内)
2014/7/14
先日行われました大阪府工業協会の2014年度3Dプリンタ実践導入研究会にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/7/14
先日行われました愛知県経営者協会機械金属部会総会の特別講演にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2014/5/27
第25回設計・製造ソリューション展に出展致します。
6/25(水)~6/27(金)
東京ビッグサイト 東3ホール
ブース№7-40
2014/4/23
BIO tech2014展に出展致します。
5/14(水)~5/16(金)
東京ビッグサイト 西3・4ホール
ブース№8-1(バイオ医療開発ゾーン内)
2014/1/22
3Dプリンターセミナーの開催日が決定しました。
2014/1/15
nanotech2014展に出展致します。
1/29(水)~1/31(金)
東京ビッグサイト 東4・5・6ホール
ブースNo.6-G21
2013/12/18
3Dプリンターセミナーの次回開催日は2014年2月の予定です。
2013/12/4
3Dプリンターセミナーの開催日が決定しました。
2013/12/2
3Dプリンター技術研究所ホームページを新たにオープンしました。

セミナー・イベント情報

2019/12/21
【formnext 2019 にみる3Dプリンター最前線セミナー】
開催日 :2019年12月20日(金)
開催場所:AP品川 (東京都港区高輪)
※満席により、お申込みは終了しました
2018/12/10
【formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線セミナー】
開催日 :2018年12月7日(金)
開催場所:AP品川アネックス (東京都港区高輪)
※満席により、お申込みは終了しました
2017/11/10
【formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線セミナー】
開催日 :2017年12月15日(金)
開催場所:AP品川 (東京都港区高輪)
※満席により、お申込みは終了しました
2016/12/26
【formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー】
開催日 :2016年12月22日(木)
開催場所:AP品川 (東京都港区高輪)
※満席により、お申込みは終了しました
2015/12/11
【EuroMold2015 & formnext
にみる3Dプリンター最前線】
開催日 :2015年12月10日(木)
開催場所:AP品川
※満席により、お申込みは終了しました
2015/1/20
【EuroMold 2014 から見えてきた3Dプリンティングの未来】
開催日 :2015年1月21日(水)
開催場所:(株)3Dプリンター総研 セミナールーム
※満席により、お申し込みは終了しました
2014/5/21
【3Dプリンター体験会】
開催日 :2014年5月24日(土)
開催場所:当研究所
※満席により、お申し込みは終了しました
2014/1/22
【3Dプリンタ、造形材料開発者向け
セミナー】
開催日 :2014年3月6日(木)
開催場所:東京都内
※お申し込みは終了しました

新刊・レポ

2021/3/19new
【最新書籍情報!】
世界の3Dプリンティング産業最前線 2021
体裁/A4判レポート(フルカラー)165頁
詳しくはこちら
2021/2/16new【最新書籍情報!】
3Dプリンティング材料最新業界レポート
体裁/A4判 362頁
詳しくはこちら
2021/2/1new【最新書籍情報!】
3Dプリンタ用新規材料開発
体裁/B5判 380頁
詳しくはこちら
2020/7/20【最新書籍情報!】
3Dプリンタ用材料開発と造形物の高精度化
体裁/A4判 469頁
詳しくはこちら
2020/5/15【最新書籍情報!】
2020年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場
体裁/A4判 189頁
詳しくはこちら
2020/3/16【最新書籍情報!】
formnext2019 報告レポート刊行
体裁/A4判報告レポート 175頁
詳しくはこちら
2020/3/4【最新書籍情報!】
産業用3Dプリンターの最新技術と市場
体裁/B5判 241頁
詳しくはこちら
2019/8/30【最新書籍情報!】
3Dプリンター・造形材料の市場動向と最新業界レポート
体裁/A4判 239頁
詳しくはこちら
2019/5/20【最新書籍情報!】
2019年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場
体裁/A4判 197頁
詳しくはこちら
2018/12/17【最新書籍情報!】
formnext2018 報告レポート刊行
体裁/A4判 220頁 フルカラー
詳しくはこちら
2018/7/4【最新書籍情報!】
産業用3Dプリンターの最新技術と先進分野への応用
体裁/A4判 264頁
詳しくはこちら
2018/7/4【最新書籍情報!】
2018年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場
体裁/A4判リングファイル 168頁
詳しくはこちら
2018/1/22【最新書籍情報!】
formnext2017 報告レポート
体裁/A4判 240頁超 フルカラー
詳しくはこちら
2017/6/21【最新書籍情報!】
2017年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場
体裁/A4判リングファイル 175頁
詳しくはこちら
2017/2/28
バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
体裁/B5判 上製 230頁
詳しくはこちら
2016/3/28
3Dプリンター・造形材料の開発動向と市場
~IoT時代に求められるモノづくり~
体裁/A4判 並製 182頁
詳しくはこちら
2016/1/27
「新たなものづくり」3Dプリンタ活用最前線
体裁/B5判・270頁 詳しくはこちら
2015/12/21
【最新調査レポート情報!】
『 euromold2015 & formnext2015 報告レポート』
体裁/A4判レポート・165頁フルカラー
詳しくはこちら
2015/5/14【最新書籍情報!】
『産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例』
体裁/B5判・280頁 詳しくはこちら
2015/5/14【最新書籍情報!】
『3Dプリンターの材料技術の開発動向と市場展開』
体裁/A4判・143頁 詳しくはこちら
2015/2/25
【最新調査レポート情報!】
『EuroMold2014 報告レポート』
<Euro Mold 2014から見えてきた3Dプリンティングの未来>

2014年11月25日より28日までの4日間ドイツのフランクフルトで開催されたEuroMold 2014。先日、報告会を開催いたしましたが、かねてからご要望のありましたレポート版が完成いたしました。
詳しくはこちら
2014/2/26
【最新調査レポート情報!】
『3Dプリンタに関する特許分析レポート』

「3Dプリンタ」に関連する特許を分析、さらに3Dプリンタを取り巻く環境情報(訴訟・市場) をコンパクトに整理致しました。
詳しくはこちら
2013/12/18
【最新調査レポート情報!】
『3Dプリンティング革命アメリカ最新レポート』

アメリカの3Dプリンターを利用したビジネスの数々を紹介!!
詳しくはこちら
2013/12/2
【おすすめ度No.1書籍】
3Dプリンターについて書かれた、 当研究所の所長の著作本は こちら

世界の3Dプリンターニュース 抜粋 ニュース一覧はこちら

掲載日:2021年4月27日:イスラエルの代替肉メーカーのMeaTechが2020年度決算を発表
イスラエルの代替肉メーカーのMeaTechが2020年度決算を発表した。それによると、同社の同期間中の販売管理費は1850万ドル(約20億3500万円)で、前年の40万ドル(約4400万円)から大幅に増加した。研究開発費は250万ドル(約2億7500万円)で、前年の20万ドル(約2200万円)から増加した。経常収支は販売管理費と同額の1850万ドル(約20億3500万円)で、期末時点の保有現金残高は1350万ドル(約14億8500万円)だった。なお、同社はアーリーステージ企業であり、売上はまだ計上していない。 MeaTechは、牛や鶏の幹細胞をバイオリアクターを使って細胞し、3Dプリンターで肉として造形するプラットフォームを開発している。 MeaTechのシャロン・フィマCEOは、「我々は2020年度における我々の活動とその結果に満足しています。(新型コロナウィルスのパンデミックなどによる)厳しい経営環境の中、素晴らしいマネジメントチームと従業員が我々のビジネスの成長のために休むことなく努力してくれました。世界はよりサステナブルな農水業を求めており、動物を殺さない代替肉は、それを実現するための決定的なソルーションになると信じています」とコメントしている。 MeaTechは、昨年にテルアビブ証券取引所とアメリカのNASDAQに上場している。
掲載日:2021年4月26日:JUNOがカーボンのDLS3Dプリンティングシステムを導入
イタリアの3Dプリンティング・サービスビューローのJUNOが、カーボンのDLS3Dプリンティングシステムを導入した。JUNOはストラタシスのオブジェットシリーズ、EOSのメタル3Dプリンター、HPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンターなどを導入しているが、カーボンのDLS3Dプリンティングシステムは同社ラインアップの最新シリーズとなる。 JUNOは2012年に工業・自動車デザイン会社のスタジオ・ペドリニのデザイナーピエトロ・ペドリニらが独立して立ち上げたスピンアウト企業。これまでに自動車や家電などのユーザーにデザイン、プロトタイピングなどのサービスを提供してきている。 DLS3Dプリンティングシステムの導入とともに、JUNOはイタリアにおけるカーボンの認定パートナーとなる。JUNOはカーボンのDLS3Dプリンティングシステムを自ら活用するとともに、同システムを利用したユーザーらにカーボンの3Dプリンターを販売してゆく。 カーボンは今月、イタリアの別の3Dプリンティング・サービスビューローのセルテックともパートナーシップ契約を締結している。カーボンのCEO兼社長のエレン・クルマン氏は、イタリアを含むヨーロッパ市場を「戦略的市場」であるとし、ヨーロッパでのビジネス拡大を目指す姿勢を示している。
掲載日:2021年4月25日:3DOMフュールが生分解性フィラメントスプールを開発
米ノースダコタ州ファーゴに拠点を置くFDM3Dプリンター用フィラメントメーカーの3DOMフュールが、生分解性フィラメントスプールを開発した。一般に埋め立てから分解までに1000年程度かかるとされる従来のポリマー製フィラメントスプールよりも迅速に分解されるとしている。 「エコ・スプール2」と名付けられたフィラメントスプールは、リサイクルされたHIPS(High Impact Polystyrene, ハイ・インパクト・ポリスチレン)製で、再リサイクルが可能。3DOMフュールは、エコ・スプール2を500グラム用スプールと1キログラム用スプールに使うとしている。 3DOMフュールのジョン・シュナイダーCEOは、「プラスチックの90%はゴミ埋め立て場で生涯を終えます。しかし、我々が開発した生分解性スプールは、分解まで1000年かかるとされる時間を大幅に短縮します。会社設立当初より、3DOMフュールの製品はよりサステイナブルであることを目指し、環境への衝撃を最小限にする3Dプリンティング素材の開発を行ってきました。我々は、すべての3Dプリンティングコミュニティのメンバーに、我々と同じ方向へ進むように呼びかけたいと思います」とコメントしている。 3DOMフュールは2016年設立。設立当初より非化石燃料由来フィラメントの開発を行い、FDM3Dプリンターユーザーへ提供している。同社はノースダコタ州ファーゴと、アイルランドでフィラメントを製造している。
掲載日:2021年4月24日:マテリアライズがドイツのブレーメンにメタル3Dプリンティングセンターを開設
ベルギーの3Dプリンティング・サービスビューローで3Dプリンティング関連ソフトウェア開発のマテリアライズが、ドイツのブレーメンにメタル3Dプリンティングセンターを開設した。総工費750万ユーロ(9億3750万円)をかけて建設されたセンターは3500平方メートルの大きさで、120名のスタッフが主に産業ユーザーに対して各種のメタル3Dプリンティングサービスを提供する。 マテリアライズのマニュファクチャリング担当副社長のユルゲン・ロウダス氏は、「メタル3Dプリンティングはパワフルなマニュファクチャリング・ソルーションとしてのポジションを確立しました。モノづくりを分散化させ、よりサステナブルな結果をもたらしています。メタル3Dプリンティングを一つの産業としてさらにサステイナブルにするために、我々はさらに努力する必要があると考えます。ブレーメンでの我々の働きは、プリンティングプロセスを最適化し、エネルギー効率を向上させ、メタルパウダーなどのリサイクルを進めて、より優れたサステイナブル・テクノロジーを生み出してゆくでしょう。」とコメントしている。 マテリアライズは近年、サステイナブルなメタル3Dプリンティングにビジネスをフォーカスしており、今回のセンターの開設も、その戦略の具体的な実行策のひとつと考えられる。 マテリアライズは1990年にウィルフレッド・ヴァンクラインが設立したベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。
掲載日:2021年4月23日:ジェフリー・ルメッタ氏がエッセンシアムのグローバルCTOに就任
ジェフリー・ルメッタ氏が、3Dプリンティングサービスビューロー大手エッセンシアムのグローバル・チーフ・テクノロジー・オフィサーに就任した。ルメッタ氏は、エッセンシアムの技術戦略立案、研究開発、オペレーションなどの領域を担当する。ルメッタ氏は、エッセンシアムのライバル企業のジャビルに30年勤務し、主に技術開発の領域を担当していた。 ルメッタ氏のグローバルCTO就任について、エッセンシアムのブレーク・テイペルCEOは、「ジェフリーは、アディティブ・マニュファクチャリング技術を現実のビジネスバリューへ変換することについての脅威的なトラックレコードを有しています。彼の就任は、我々のアディティブ・マニュファクチャリング技術をさらに強化する非常な重要なタイミングで行われました。我々の顧客に工業レベルのアディティブ・マニュファクチャリング技術を提供し、企業力を高め、オペレーションコストを削減し、イノベーションを創出してくれると確信しています」とコメントしている。 エッセンシアムは、テキサス州オースティンに拠点を置く3Dプリンティングサービスビューロー。主に産業ユーザーに対して各種の3Dプリンティングサービスを提供している。同社は2019年6月に、ジャビルから守秘義務契約違反とデザイン盗用の疑いで提訴されている。
掲載日:2021年4月22日:ナノ・ディメンションがスイスのAI開発企業のディープキューブを買収
イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、スイスのAI開発企業のディープキューブを買収する。買収金額は7000万ドル(約77億円)で、4000万ドル(約44億円)の現金と、3000万ドル(約33億円)のナノ・ディメンションの米国預託株式で支払われる。 ディープキューブは2018年設立。スイス・ヴォー州アワシャレーに拠点を置き、医療画像解析用マシンラーニングプラットプラットフォームなどを主に開発している。また、大学や企業などの研究機関向けビッグデータ解析サービスなども提供している。 ディープキューブの共同創業者でCTOのエリ・デービッド氏は、「今回のナノ・ディメンションによる我が社の買収は、我々にとって非常にエキサイティングな機会となりました。我々のAIテクノロジーが、ナノ・ディメンションのユニークな技術的エッジと融合し、インダストリー4.0を現実のものに出来るからです」とコメントしている。 ナノ・ディメンションは2012年設立のベンチャー企業。イスラエルのネス・ジオナに拠点を置き、PCB3Dプリンティング技術を用いて電子基板製造用3Dプリンタードラゴンフライ20203Dプリンターを製造している。同社は2020年に米国NASDAQに上場している。
掲載日:2021年4月21日:2020年度のSPACによる上場企業が248件に到達
アメリカの2020年度のSPAC(特別買収目的会社)による上場企業が248件に到達していたことが分かった。今年2021年度の件数は第一四半期終了時点で296件に達し、去年を大幅に上回るペースとなっている。 SPACを通じて上場した企業の中には3Dプリンティング関連企業も多く含まれている。昨年12月に3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが上場したのを皮切りに、これまでにVELO3D、マークフォージドなどの3DプリンターメーカーがSPACを通じて上場している。また、3Dプリンターでロケットを製造しているロケット・ラブや、宇宙用3Dプリンターを製造しているレッドワイヤーなどもSPACを通じて上場している。 証券アナリストのジム・リチウティ氏は、「SPACは一般投資家に安定したリターンをもたらすので、人気の投資先となっています。特に元々ベンチャーキャピタルなどへ投資していた投資家が好んでテック系企業へ投資をします。また、SPACの多くは3Dプリンター企業の買収に特にフォーカスしています。3Dプリンター市場の将来的な成長を期待しているからです」とコメントしている。 SPACを通じた株式上場は、通常のIPO(新規株式上場)のような煩雑な事務手続きが必要なく、さらに上場コストも削減できるため、近年多くの企業が上場手段として活用している。株式市場関係者の多くは、特に3Dプリンター、AI、ロボティクスなどのテック系企業がSPACを通じて上場してくると予想している。
掲載日:2021年4月20日:スペインの警察がカナりー島の3Dプリント銃工場を捜索
スペインの警察がカナりー島サンタクルーズにある3Dプリント銃工場を捜索し、関係者を逮捕していたことがわかった。イギリスBBCの報道によると、警察は操業中の3Dプリント銃工場に踏み込みアサルトライフル、3Dプリントピストル、テーザーガンなどを押収したという。警察はまた、テロ行為やゲリラ攻撃の方法を記したマニュアルなども押収したという。関係者によると、スペインで3Dプリント銃工場が摘発されたのはスペイン史上初だという。 警察によると、警察官らが工場へ踏み込んだ際、工場では3Dプリンターでショートライフルのパーツを製造していた。 スペインの現地紙El Paisによると、3Dプリント銃工場のオーナーは銃火器と爆発物の不法所有の疑いで逮捕され、身柄を拘束されている。オーナーはスペイン人で、カナりー島内で介護施設を運営しているという。警察関係者は、工場のオーナーは販売目的で各種の銃などを製造していたと説明している。 3Dプリンターで製造された銃火器は製造番号などによる管理が不可能で、多くは闇市場などで流通しているとされる。それらのうちの少なくない数が「ゴーストガン」として取引されている。
掲載日:2021年4月19日:REVOフーズがシードファンディングで150万ユーロの資金を調達
オーストリアのフードテックスタートアップ企業のREVOフーズが、シードファンディングで150万ユーロ(約18億7500万円)の資金を調達した。出資したのはヘイゼルポンド・キャピタル、フレンド2グロー、MKOホールディングスなどのベンチャーキャピタルと、オーストラリア研究開発局、ウィーン経済局などの公的機関。出資比率やバリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。 REVOフーズはオーストラリアのウィーンに拠点を置き、独自開発したフード3Dプリンターでプラントベースドのサーモンやツナなどを製造している。素材には豆系プロテイン、海藻、食物繊維などが使われ、食感は通常のサーモンやツナとほとんど同じだという。 REVOフーズの広報担当者は、「よく『御社のプラントベースドのサーモンやツナは、天然のサーモンやツナよりも健康的ですか?』という質問をお受けします。我々の答えは『No』です。我々のプラントベースドのサーモンやツナは、天然のサーモンやツナよりももっと健康的です。タンパク質、オメガ3、食物繊維、ビタミン12が豊富に含まれており、天然のサーモンやツナのように汚染もされていません。必要な栄養素が十分で、海洋を汚染することもありません」とコメントしている。 REVOフーズは、調達した資金を市場拡大のためのマーケティングなどに投じるとしている。同社は昨年からプラントベースドのサーモンをオーストリア市場での販売を開始しているが、他のヨーロッパ諸国での販売を開始したいとしている。
掲載日:2021年4月18日:スカルプティオが2020年度版「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートを公開
フランスの大手3Dプリンティングサービスビューローのスカルプティオが、2020年度版「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートを発表した。今年で6年目となる年次レポートはスカルプティオのユーザーを対象にしたもので、今年度のレポートは世界的な3Dプリンティングの普及を裏付ける結果を示した。 調査対象となったユーザーの80%が二年以上3Dプリンターを利用していると答えており、50%が完成品パーツの製造に3Dプリンターを利用していると答えている。また、研究開発に3Dプリンターを利用していると答えたユーザーも全体の42%に達した。 3Dプリンターを利用する理由は、「複雑な形状の部品が作れる」(66%)、「複製品が作れる」(45%)、「製造時間の削減」(43%)、「製造コストの削減」(37%)と続いた。 3Dプリンターが抱える課題としては、「より高い信頼性」(62%)、「新たな素材」(56%)、「より高い品質」(51%)などが挙げられた。 3Dプリンターの種類ではFDM方式の3Dプリンターが最も多く、SLS3Dプリンター、マルチジェット・フュージョン3Dプリンターなどは3Dプリンティングサービスビューローで使われるケースが多いことがわかった。 スカルプティオの創業者でCEOのクレメント・モーロー氏は、「我々は、この6年間で3Dプリンティング技術の進化をしっかりと目撃してきました。企業はアディティブ・マニュファクチャリングの可能性に気づいており、3Dプリンティングへの投資を拡大しています。将来におけるよりプロフェッショナルな活用が進むことになるでしょう」とコメントしている。
掲載日:2021年4月17日:ウィメン・イン・3Dプリンティングがアンチアジア人ヘイトクライムのバーチャルイベントを開催
カリフォルニア州に拠点を置く非営利団体のウィメン・イン・3Dプリンティングが、アンチアジア人ヘイトクライムのバーチャルイベントを開催する。「エンディング・エイジアンヘイト」と題されたバーチャルイベントは、カリフォルニア州現地時間の4月20日火曜日午後1時(日本時間4月21日午前6時)からオンラインで開催される。 ウィメン・イン・3Dプリンティング創設者のノラ・トーレ氏は、「ウィメン・イン・3Dプリンティングは、3Dプリンティング業界におけるジェンダーギャップの解消に取り組んできました。我々はグローバルコミュニティとして、現在のアジアのコミュニティが直面する課題を取り上げ、その解決策を模索してゆきたいと思います」とコメントしている。 バーチャルイベントではメンバーによるパネルディスカッションが開かれる予定で、フォードモーターのアディティブ・マニュファクチャリング・テクニカルリーダーのエレン・リー氏や、メーカーボット・インダストリーズのミナ・リーマネージャー、メイクラボの創業者兼CEOのクリスティナ・パーラ氏などが出席する。 アメリカでは現在、アジア人に対するヘイトクライムが頻発している。アジア人の中でも特にアジア人女性が襲撃されるヘイトクライムが頻発し、大きな社会問題になっている。 ウィメン・イン・3Dプリンティングは2018年設立の非営利団体。カリフォルニア州を拠点に活動し、全世界20カ国から女性メンバーが参加している。
掲載日:2021年4月16日:コベストロによるDSMの樹脂・機能性素材事業部の買収が完了
ドイツのポリマーメーカーのコベストロによる、オランダの化学メーカーのDSMの樹脂・機能性素材事業部の買収が完了した。この買収により、DSMの「Somos」ブランドのすべての製品と従業員がコベストロへ移籍する。 コベストロへの移籍について、元DSMのハードウェア・パートナシップ・マネージャーのアンドリュー・グレイブス氏は、「DLP3Dプリンターの世界では、プリンターそのものが非常に小さいということが大きな課題でした。一方で、ユーザーはより大きなサイズのモノづくりを望んでいます。DLP3Dプリンターを4Kや8Kに対応させ、LCDプリンターなどを使うことで、もっと大きなサイズのモノづくりが可能になります。我々のポリマーエンジニアリングの経験を、DLPとLCDプリンターの世界で活かせると思います」とコメントしている。 DSMの樹脂・機能性素材事業部はオランダのゲレーンに拠点を置き、主にDLP3Dプリンター用機能性樹脂を製造している。コベストロによる買収は昨年発表され、今日まで買収に伴う移行作業が行われていた。DSMは、1980年代から「Somos」のブランドで各種の機能性樹脂を開発し、世界中のDLP3Dプリンターユーザーに供給している。 コベストロは2015年設立。ドイツの化学メーカー大手バイエルのマテリアルサイエンス事業部がスピンアウトして設立された。主にポリウレタン原料やポリカーボネートなどを製造している。
掲載日:2021年4月15日:カーボンがイギリスとイタリアの3Dプリンティング・サービスビューローとパートナーシップ契約を締結
アメリカの3Dプリンターメーカーのカーボンが、イギリスとイタリアの3Dプリンティング・サービスビューローとパートナーシップ契約を締結した。発表によると、イギリスのソリッドプリント3Dとイタリアのセルテックはカーボンの3Dプリンティングシステムを導入し、ユーザーに3Dプリンティングサービスを提供する。 欧州特許庁によると、ヨーロッパではアディティブ・マニュファクチャリング関連特許の出願件数が対前年比で36%も増加しており、実際に3Dプリンターを使うケースが大幅に増加しているという。特に医療、エネルギー、輸送、工業機械、電子機器、建設、食品などの産業セクターにおいて特許の出願件数が増加しているという。 アディティブ・マニュファクチャリングへの需要が増加しているヨーロッパ市場において、カーボンはまずはイギリスとイタリアを足掛かりにし、将来的に他国へ進出する計画と見られる。 カーボンのCEO兼社長のエレン・クルマン氏は、「ヨーロッパはカーボンにとって戦略的市場です。特にデザインやモノづくりのプロセスにおいて我々の3Dプリンティングイノベーションを活用したいという需要が非常に旺盛です。ソリッドプリント3Dとセルテックは戦略パートナーであり、我々の市場戦略を大きくサポートしてくれる仲間です。ともに良い仕事ができることを確信しています」とコメントしている。
掲載日:2021年4月14日:ウサマ・ファヤド氏がポストプロセス・テクノロジーズの取締役に就任
ウサマ・ファヤド氏がポストプロセス・テクノロジーズの取締役に就任した。ファヤド氏は世界的なデータ分析、人工知能(AI)の専門家で、NASAジェット推進研究所やマイクロソフトなどで人工知能関連プロジェクトなどを率いていた。ファヤド氏はまた、ヨルダン政府が設立した国営テクノロジーアクセラレーターの会長なども歴任している。 ファヤド氏はミシガン大学でコンピューターエンジニアリングの博士号を取得し、100点以上の技術論文を発行し、20の特許を取得している。論文の主なテーマはビッグデータ、プレディクティブ・アナリティクス、AIデータサイエンス、データマイニング、データマネタライジング戦略、テクノロジー・スタートアップ・アクセラレーションなどとなっている。 ファヤド氏の取締役就任について、ポストプロセス・テクノロジーズのジェフ・マイズCEOは、「ウサマと彼が持つデータフォーカスのスキルセットをポストプロセス・テクノロジーズの取締役会へ迎え入れることを歓迎します。データコネクティビティは我々の仕事にとって極めて重要な差別化要因であり、ウサマが持つ世界レベルでの技術的知見に大いに期待しています」とコメントしている。 ポストプロセス・テクノロジーズはニューヨーク州バッファローに拠点を置くスタートアップ企業。3Dプリンティング後にサポート材のクリーニングやサーフェスフィニッシュなどのポストプロセスを行う。独自開発したソフトウェアとハードウェアを使い、ほぼ自動でポストプロセスを行っている。
掲載日:2021年4月13日:BEAMITグループが3Tアディティブ・マニュファクチャリングを買収
イタリアの大手3DプリンティングサービスビューローのBEAMITグループが、イギリスの3Dプリンティングサービスビューローの3Tアディティブ・マニュファクチャリングを買収した。買収金額などの詳細については明らかにされていない。 BEAMITは1997年設立。イタリアのフォルノーヴォ・ディ・タロに拠点を置き、航空宇宙、自動車などの産業ユーザーにDMLS3Dプリンティング、EBMアディティブ・マニュファクチャリング、SLS3Dプリンティングなどの3Dプリンティングサービスを提供している。 3Tアディティブ・マニュファクチャリングは、イギリスのバークシャーに拠点を置く3Dプリンティングサービスビューロー。航空宇宙、自動車、防衛、医療、エネルギーなどの産業ユーザーにハイエンド・メタル3Dプリンティングサービスを提供している。 BEAMITは、2019年にスウェーデンの大手3Dプリンティングサービスビューローのサンドヴィクに買収され、同社の子会社になっている。サンドヴィクは、近年ハイエンドメタル3Dプリンターへの投資を強化しており、今後も他社の買収を続けると見られている。 サンドヴィクのクリスチャン・エージバーグ社長は、「アディティブ・マニュファクチャリングセクターは進化のスピードが速く、バリューチェーンにおいては適切なパートナーを確保することが重要です。顧客のプロジェクトを円滑に進めるためのリソースも必要です。ユーザーの複雑で高度な要求に答えることができるプレーヤーは限られています」と買収の理由を説明している。
掲載日:2021年4月12日:デスクトップメタルの株価が下落
アメリカの3Dプリンターメーカーで、ニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルの株価が下落している。デスクトップメタルは、昨年12月にSPAC(特別買収目的会社)のトライン・アクイジション・コーポレーションと合併し、ニューヨーク証券取引所への上場を果たした。上場時のIPO価格は12.80ドルで、上場後24ドル台まで上昇していた。同社株価はその後、乱高下しながら値上がりし、今年2月8日には33.50ドルまで上昇していた。ところが3月に入ると値を下げ始め、本記事執筆時点(2021年4月12日)では14.12ドルで取引されている。 デスクトップメタルは、先月3月15日に2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度売上高は1650万ドル(約18億1500万円)で、前年から38%のマイナスとなった。また、経常収支は9040万ドル(約99億4400万円)の大幅な赤字となった。部門別の売上高では、3Dプリンター製品の売上高が1370万ドル(約15億700万円)で、前年から40%のマイナスとなった。 市場関係者は、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、デスクトップメタルのユーザーが同社製品の導入を延期したりキャンセルするケースが増加していると指摘している。 デスクトップメタルの競合企業のスリーディーシステムズとストラタシスも、先月一カ月間に株価をそれぞれ25%程度下げている。
掲載日:2021年4月11日:サーブがグリペン戦闘機用パーツを3Dプリンターで製造
サーブがグリペン戦闘機用パーツを3Dプリンターで製造して話題になっている。サーブが製造したのはエクステリアハッチと呼ばれる機体用部品。スウェーデンのリンショーピンにあるサーブの工場上空でテスト飛行が行われ、耐久性や安全性などが確認されたとしている。 サーブの開発プロジェクト担当マネージャーのハカン・ステーク氏は、「フライト後のインスペクションの結果は非常に良好で、目に見える物理的な異常は認められませんでした。このアプローチの可能性は、現場のメンテナンス担当者に必要なスペアパーツ製造の手段を与え、本部に部品供給の緊急要請を出したり、同型機の共食い整備をしたりする必要がなくなることです。また、機体の修理にかかる時間を、これまでより大きく削減できる可能性があります」と説明している。 サーブは当初、交換パーツそのものが存在していなかったため、当該箇所を3Dスキャナーで読み取り、3Dモデルを作成したという。また、素材にはハイパフォーマンス・ナイロンポリマーの「PA2200」が使われたとしている。 グリペン戦闘機は、サーブが開発したマルチロール型戦闘機。1988年に初飛行し、1996年から運用されている。スウェーデンのほかに、ブラジル、ハンガリー、チェコ、タイ、南アフリカなどに導入されている。グリペン戦闘機は運用開始から25年が経過しており、一部の部品の調達が困難になりつつあるとされる。
掲載日:2021年4月10日:サフラン・ランディング・システムズとSLMソルーションズがパートナーシップ契約を締結
フランスの航空機用部品メーカーのサフラン・ランディング・システムズと、ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、パートナーシップ契約を締結した。発表によると、サフラン・ランディング・システムズはSLMソルーションズのSLM800プラットフォームを使い、ビジネスジェット用ランディングギアのパーツを製造するという。素材には特殊チタン合金が使われるとしている。 SLMソルーションズのグローバルサービス・ソルーションズ担当副社長のゲアハルト・ビエールートゲブ氏は、「アディティブ・マニュファクチャリングを活用することで型式証明を獲得するための各種の試験に費やす時間を大きく削減できます。我々のSLM800シリーズは、これまで数カ月かかっていた鋳造作業を、わずか数日に短縮することになるでしょう」と説明している。 のサフラン・ランディング・システムズでは、SLM800シリーズを使うことで、ランディングギアの重量を最大15%削減できると見込んでいる。 サフラン・ランディング・システムズは世界最大規模の航空部品メーカーで、主にランディングギアやブレーキングシステムなどを製造している。同社のランディングギアは、航空機製造大手のエアバスやボーイングなどにも採用されている。同社の製品は、これまでに累計で2万機以上の航空機で使われている。
掲載日:2021年4月9日:バイデン大統領が「ゴースト銃」の禁止を含む銃規制を強化
アメリカのバイデン大統領が、「ゴースト銃」の禁止を含む銃規制を強化する大統領令に署名した。現地の報道によると、バイデン大統領は米法務省に対し、オンラインで3Dモデルを入手して3Dプリンターなどで製造する「ゴースト銃」の規制強化を指示した。 ゴースト銃は、通常の銃火器のようにシリアルナンバーなどがなく、バックグラウンドチェックや保有者の情報管理などが困難であるとされる。また、ゴースト銃の多くはポリマー系素材で製造されるため、通常の銃火器のように金属探知機での探知が難しいとされる。 バイデン大統領は、「この国においては銃犯罪が蔓延しており、国際的な恥になっている」とし、超党派での銃規制強化の必要性を訴えた。 バイデン大統領の演説の当日、サウスカロライナ州ロックビルで二人の子供を含む五人が銃で殺害される事件が発生している。 アメリカでは、2019年の一年間に14,400件の銃犯罪が発生し、38,300人が亡くなっている。人口100人あたりの流通している銃火器の数は120.5丁で、世界最大となっている。なお、公式な統計にゴースト銃は含まれていない。
掲載日:2021年4月8日:3Dプリンターでマシンガン用パーツを製造した男が逮捕
アメリカ・ウェストバージニア州で、3Dプリンターでマシンガン用パーツを製造した男が逮捕された。30歳のティモシー・ジョン・ワトソンは、所有する3Dプリンターを使い、AR-15ライフル用「ドロップイン・オートシアー」と呼ばれるパーツを製造し、反政府組織などへ販売していたとされる。 ドロップイン・オートシアーは、セミオートマチックAR-15ライフルをフルオートマチックマシンガンへ改造するためのパーツで、許可なく製造、販売することが禁じられている。現地の報道によると、ワトソンは最大で禁固10年の刑に処せられる可能性があるという。 アメリカでは先月、ジョージア州アトランタで8人が射殺され、その一週間後にはコロラド州ボーダーで10人が射殺される事件が連続して発生し、社会に衝撃を与えている。頻発する銃乱射事件を受け、アメリカ社会ではAR-15ライフルなどの軍事用銃火器の保有を禁じる銃規制の強化を求める声が高まっている。 アメリカの複数の州では、3Dプリント銃の3Dモデルの公開、所有、利用などが禁じられているが、インターネットでは引き続き3Dプリント銃の3Dモデルが公開されている。大手掲示板のRedditやQuoraなどでは、3Dプリント銃の製造方法などを共有するためのディスカッショングループが組成され、3Dモデルファイルの共有などが行われている。
掲載日:2021年4月7日:ニコンがアメリカのメタル3Dプリンターメーカーのモーフ3Dを買収
ニコンがアメリカのメタル3Dプリンターメーカーのモーフ3Dを買収した。買収価格や出資比率などの詳細については明らかにされていない。 モーフ3Dは2013年設立。ロサンゼルス近郊の街エル・セグアンドに拠点を置き、独自開発したメタル・アディティブ・マニュファクチャリングシステムを航空宇宙や自動車などの産業セクターに供給している。同社はまた、コンセプチャライゼーション、パラメターオプティマイゼーション、データアナリシスなどの各種のアディティブ・マニュファクチャリング関連サービスも提供している。 ニコンの次世代プロジェクト担当副社長兼ジェネラルマネージャーの柴崎祐一氏は、「モーフ3Dはメタル・アディティブ・テクノロジーのリーダーであり、協力なイノベーションパイプラインを有し、航空宇宙業界での素晴らしい実績を持っています。エクスパートのチームが顧客とのパートナーシップを形成し、ユニークな仕事を成し遂げています。彼らと一緒に仕事をし、世界中のお客様に次世代のアディティブ・マニュファクチャリングソルーションを提供することを楽しみにしています」とコメントしている。 ニコンは、別のメタル3Dプリンターメーカーのカーボンにも出資し、アディティブ・マニュファクチャリングの領域には比較的早期から関与してきていることで知られている。
掲載日:2021年4月6日:ウルチメーカーが2021年度3Dプリンティング・センチメント・インデックスを発表
オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、2021年度3Dプリンティング・センチメント・インデックスを発表した。世界12カ国の2525人のビジネスプロフェッショナルを対象に行った調査を基に、各国の3Dプリンター導入の程度、投資計画、各種のマクロ経済インディケーターなどを指数化した。調査対象者は製造業、建設業、教育、医療などの産業セクターから選ばれた。 インデックスランキングの一位はアメリカで、以下イギリス、ドイツ、フランス、中国、メキシコ、日本、スイス、韓国、オランダ、イタリア、オーストラリアの順位だった。 3Dプリンターに関する世界的な認知度では、調査対象の71%が3Dプリンティングを認知していると答え、39%が3Dプリンターをすでに導入していると答えた。いずれも昨年の数字から若干増加した。また、65%が3Dプリンターが今後五年以内に自分の業界に広く導入されると答え、27%が3Dプリンターが自分の会社にとってもっとも重要な投資先であると答えた。 ウルチメーカーのユルゲン・フォン・ホレンCEOは、「世界中の製造業者が、パンデミックによるサプライチェーンの変化に迅速に対応しています。(部品の欠品などで)機械を止めないために、オープンなマインドで3Dプリンターを活用しているようです」とコメントしている。
掲載日:2021年4月5日:カリフォルニア州フレスノにホームレス用3Dプリント住宅が建設
カリフォルニア州フレスノにホームレス用3Dプリント住宅が建設され、話題になっている。3Dプリント住宅を建設したのは建設スタートアップ企業の3Dビルディング・イノベーションズ。3ベッドルームサイズの住宅はコンクリート製で、建設にかかった時間は72時間だという。3Dプリント住宅は四軒建設され、月750ドル(約8万2500円)の家賃で利用できるとしている。 3Dビルディング・イノベーションズのジェイソン・ゴベリ氏は、「このプロジェクトを推進していることに非常にエキサイトしています。住宅不足はここフレスノだけが直面している問題ではなく、カリフォルニア州の至るところで起きている問題です。建設3Dプリンターは、そうした問題を解決するソルーションになると思います」とコメントしている。 人口の流入が続くカリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、フロリダ州などでは、都市部を中心に住宅不足が社会問題になっている。住宅不足は大工などの建設作業員の雇用コストを高騰させ、建設コスト全体を押し上げる要因となっている。そうした問題に対応するべく、アメリカ各地で建設3Dプリンターを導入する機運が高まっている。
掲載日:2021年4月4日:カリフォルニアのスタートアップ企業がワインの搾りかすを3Dプリンター用フィラメントにリサイクル
カリフォルニアのスタートアップ企業が、ワインの搾りかすを3Dプリンター用フィラメントにリサイクルして話題になっている。 カリフォルニア州ナパバレーに拠点を置くワイン・ノットが開発したフィラメントはPLAベースで、ワインの搾りかすを配合したもの。一般的なFDM方式の3Dプリンターで利用できるとしている。フィラメントの溶融温度は230度、ヒートベッドの温度40度での使用が推奨されている。フィラメントは750グラムで、1スプールの価格は34.99ドル(約3850円)となっている。 ワイン・ノットの創業者ウィニフレッド・コーク氏は、「我々は長年に渡るワイン愛好家ですが、ワイン生産で多くの廃棄物が排出され、自然環境に長期的な影響を与えることを危惧し、そうした環境問題を解決する手段を模索してきました。コーヒー豆やビールの搾りかすが3Dプリンター用フィラメントにリサイクルされているという話を聞き、我々もワインの搾りかすを3Dプリンター用フィラメントにリサイクルするアイデアを思い付いたのです」とコメントしている。 ナパバレーは、カリフォルニア州北部にある人口7万8千人の都市。カリフォルニアを代表するワインの生産地として知られ、毎年多くのワインを世界中に供給している。
掲載日:2021年4月3日:ヴォクセルジェットが、2020年度第四四半期決算を発表
ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーのヴォクセルジェットが、2020年度第四四半期決算を発表した。同期間中の売上高は890万ユーロ(約11億1250万円)で、前年同期の960万ユーロ(約12億円)から7.2%減少した。経常収支は370万ユーロ(約4億6250万円)の赤字だった。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、3Dプリンターの販売台数が減少したことが影響した。特に北米市場での3Dプリンターとサービス関連売上の減少が大きく影響した。通年での経常収支は755万ユーロ(約9億4375万円)の赤字となった。 2020年度通年での売上高は2160万ユーロ(約27億円)で、前年の2460万ユーロ(約30億7500万円)から12.3&減少した。 一方、米株式市場NASDAQで取引されている同社の株は、2020年初の3.85ドルから同年末の11.92ドルへ値上がりしている。同社は2013年にニューヨーク証券取引所に上場したが、今日までにNASDAQへ移転している。 ヴォクセルジェットは2013年設立。ドイツのフライドバーグに拠点を置き、自動車、航空宇宙、エンジニアリング、コンスーマープロダクトなどの産業セクターのユーザーに3Dプリンターを提供している。
掲載日:2021年4月2日:スウェーデンのスタートアップ3Dプリンターメーカーが400万ユーロの資金調達に成功
スウェーデンのスタートアップ3Dプリンターメーカーのウィマターが、400万ユーロ(約5億円)の資金調達に成功した。出資したのはヨーロッパ最大のゲーム企業のベッツォンを含む投資家グループ。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。今回の資金調達により、ウィマターが調達した資金の総額は、5回のラウンドで970万ユーロ(約12億1250万円)となった。 ウィマターのロバート・クニオラCEOは、「今回の資金調達は、投資先としての我が社の可能性を証明してくれました。成長フェーズにおいて、我が社を次のステップへ進めてくれるでしょう。また、この業界において共に旅をしてくれる仲間を迎えいれることを嬉しく思います」とコメントしている。 ウィマターは、調達した資金を販売担当人員の拡充と新素材開発プロジェクトなどに投じるとしている。 ウィマターは2014年設立。スウェーデンのリンショーピンに拠点を置き、小型低価格SLS3Dプリンターの「グラビティSLS3Dプリンター」を製造している。同社の3Dプリンターは、主にスウェーデンのメーカーや医療セクターで導入されている。
掲載日:2021年4月1日:スペインの3Dプリンティング専門インキュベーターが2年間で55社へ投資
スペインの3Dプリンティング専門インキュベーターが2年間で55社へ投資したとして話題になっている。スペインのインキュベーター、3Dファクトリーは2019年4月に3Dプリンティング、アディティブ・マニュファクチャリング専門インキュベーターとして設立された。同社は、スペインの国内企業を中心に、5年間で100社の企業に投資し、育成するとしている。 同社が投資した企業の79%はスペイン企業で、21%は外国企業。投資先の業種はコンスーマーグッズ関連企業19社、テクノロジー関連企業12社、ヘルスケア・テクノロジー関連企業7社、モバイル関連企業7社、ICT関連企業7社、ロボティクス関連企業1社、物流関連企業1社、化学関連企業1社となっている。 3Dファクトリーのジョアン・パラCEOは、「この二年間、我々は3Dプリンティングの世界における非凡な才能を持つ多くの人を目撃してきました。アディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーは、非実現的に思えるアイデアを現実のものにする力を与えてくれます。我々は、それを間近で目撃しています」とコメントしている。 インキュベーターは、スタートアップ企業への投資に特化したベンチャーキャピタルの一種。スタートアップ企業に投資、育成し、他のベンチャーキャピタルや投資家などへ売却してキャピタルゲインを得る。なお、インキュベーター(Incubator)とは、卵の孵化装置という意味。
掲載日:2021年3月31日:マイティ・ビルディングズがサンディエゴに小型3Dプリント住宅を建設
米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く建設会社のマイティ・ビルディングズが、カリフォルニア州サンディエゴのデル・マー地区に小型3Dプリント住宅を建設した。 マイティ・ビルディングズが建設したのは広さ350平方フィート(約32.51平方メートル)のスタジオ型平屋住宅。レンジ付き小型キッチン、冷蔵庫、皿洗い機、バスルーム、ビルトイン洗濯機が設置されていて、価格は11万5000ドル(約1207万円)。建設許可の取得手続きを含めて、注文から3-4カ月で引き渡し出来るとしている。マイティ・ビルディングズでは、少人数世帯での利用や、オームオフィスでの利用を想定している。 マイティ・ビルディングズは、来月に購入検討者を対象にした視察ツアーを行う予定。 マイティ・ビルディングズは2017年設立。多くの建設企業が工事現場で建設3Dプリンターを使って住宅などを建設する一方、同社は自社工場に設置した建設3Dプリンターで住宅を建設し、現場に設置する「オフプレミス・コンストラクション」を特徴としている。 マイティ・ビルディングズは先日、カリフォルニア州ランチョ・ミラージュに世界初の3Dプリント住宅コミュニティを建設すると発表し、話題を集めた。
掲載日:2021年3月30日:SLMソルーションズが2020年度決算を発表
ドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度の売上高は6200万ユーロ(約77億5000万円)で、前年の4900万ユーロ(約61億2500万円)から26.5%増加した。経常収支は3000万ユーロ(約37億5000万円)の赤字で、前年の3500万ユーロ(約43億7500万円)から若干改善した。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が続く中、増収を果たしたものの、損益は大幅な赤字となった。 決算の発表を受け、ドイツのフランクフルト証券取引所で取引されている同社の株は24ユーロ(約3000円)から16ユーロ(約2000円)に値を下げて取引を終えた。 決算の発表に際し、SLMソルーションズのサム・オレアリーCEOは、「レーザー・パウダーベッドフュージョン・テクノロジーは、アディティブ・マニュファクチャリング市場において成長とイノベーションをもたらすもっともダイナミックなドライバーです。新型コロナウィルスのパンデミックという難しいビジネス環境が続いていますが、キーカスタマーにおいて我々のテクノロジーを導入していただくことに成功しました。昨年11月には新シリーズのNXG XII600シリーズをリリースし、さらなる売上拡大のための成長ドライバーになると確信しています」とコメントしている。 2021年度の業績見通しについて、同社は現時点で3000万ユーロ(約37億5000万円)程度の受注残を抱えており、2020年度業績から15%の売上増が見込めるとしている。
掲載日:2021年3月29日:主要アディティブ・マニュファクチャリング関連展示会の開催日程が決定
主要アディティブ・マニュファクチャリング関連展示会の開催日程が決定した。昨年開催中止となったアディティブ・マニュファクチャリング・ユーザー・グループ年次総会が、2021年5月2日から6日までの5日間、フロリダ州オーランドで開催される。一般の展示会に加えて、テクニカル・コンペティションやイノベーション・ショーケースなどイベントも開催される。 同じく昨年の開催が中止されたRAPID+TCT展示会も、2021年9月13日から15日までの3日間、イリノイ州シカゴのマコーミックプレース展示会場で開催される。昨年のRAPID+TCT展示会は、新型コロナウィルスのパンデミックにより今年4月に開催が延期されていたが、昨年末に開催中止となっていた。 毎年ドイツ・フランクフルトで開催されている世界最大規模のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会のFormnext 2021も、2021年11月16日から19日までの4日間、ドイツのフランクフルトで開催される。主催者によると、今年のFormnext 2021年は、来場者数を制限したオフラインでの通常開催と、オンラインのバーチャル展示会を組み合わせたハイブリッド方式での開催となる。 新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、昨年は主要アディティブ・マニュファクチャリング関連展示会が軒並み開催中止かオンラインでの開催変更に追い込まれた。
掲載日:2021年3月28日:70歳のホームレスの男性が3Dプリント住宅へ入居
アメリカの70歳のホームレスの男性が3Dプリント住宅へ入居し、話題になっている。ボランティア組織のコミュニティ・ファーストと建設3DプリンターメーカーのICONが共同で開発した3Dプリント住宅へ入居したのは、ホームレスのティム・シェアさん。テキサス州オースティンに建設された3Dプリント住宅は、膝の関節炎を患っているシェアさんに合わせてバリアフリーで建設されたという。 コミュニティ・ファーストは、「長年にわたるホームレスの方々との関係を通じ、ホームレスの皆さんには家族との関係性が絶望的に欠如していることを教えられました。我々は、このコミュニティ・ファースト・ビレッジを構築し、社会からのけ者にされた人々を迎え入れ、歓迎したいと思います」と自らのウェブサイトで表明している。 シェアさんは、「私がもともと暮らしていた空間と比べると、この美しい住宅は信じられません。こんな素晴らしい住宅に住めることを嬉しく思います」とコメントしている。現地の報道によると、シェアさんは地元企業に就職し、3Dプリント住宅の家賃300ドル(約3万1500円)を支払うという。 アメリカでは、人口流入が続くカリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、フロリダ州などにおいて、住宅不足問題が深刻化している。同時にホームレス人口が増加し、社会問題になっている。
掲載日:2021年3月27日:バイデン大統領が3Dプリント銃の規制を強化へ
米バイデン大統領が、現地時間の今週木曜日に行われた初の記者会見で、3Dプリント銃の規制を含む銃規制の強化を目指す法案の成立を示唆した。アメリカでは、ジョージア州アトランタで8人が殺害される銃乱射事件が発生したわずか一週間後に、コロラド州ボーダーで10人が殺害される銃乱射事件が続けて発生し、社会に衝撃を与えている。 関係者によると、銃購入前の購入者のバックグラウンドチェックの強化などを盛り込んだ銃規制法案が米民主党主導で議会に提出される予定で、米共和党の反対が予想されるものの、バイデン大統領が大統領令を発動して立法化するとしている。 バイデン大統領は記者会見で、「3Dプリンターで作られた新たな武器も出回ってきており、そうした武器は正式に登録されていない。そうした武器も規制の対象にすべきだ」とコメントしている。 銃乱射事件が頻発するアメリカでは、銃規制の強化を求める機運が高まっている。アメリカの一部の州では、3Dプリント銃の3Dモデルの公開を禁止するなどして、3Dプリント銃の拡散を防止する動きを見せている。 ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は、現時点では法案提出の具体的な時期についてはコメントできないとしているものの、銃乱射事件が相次いでいる現実の下、バイデン大統領はいずれにせよ、法案が提出されればそれに署名するとしている。
掲載日:2021年3月26日:アイオワ州立大学の学生グループが3Dプリント銃関連イベントの招待メールを送信
アイオワ州立大学の学生グループが3Dプリント銃関連イベントの招待メールを送信し、大きな騒動になっている。 招待メールをアイオワ州立大学の学生に宛てて送信したのは、同大学学生グループのステューデント・フォー2A。メールの本文には「3Dプリント銃に興味はありませんか?3Dプリント銃の製造に関心はありませんか?新しい趣味を探していませんか?」という内容のメッセージが記されていた。 メールを受け取った同大学学生のブリ・ニールセン君は、大学に対して「コロラド州ボーダーで10人が殺された銃乱射事件発生から24時間、ジョージア州アトランタで8人が殺された銃乱射事件から7日しか経過していないのに、こんなメールを送り付けてくることに問題はないのか」という抗議メールを送信したという。 それに対し、大学からは「当該学生グループは、イベント開催に必要な手続きをすべて行っており、大学からの承認も受けています。すべての人がこのイベントを支持していないことは理解していますが、学生グループは憲法第一条で認められた言論の自由を行使する権利を有しています」という回答を得ている。 ステューデント・フォー2Aは、イベントは銃乱射事件発生前から計画されているもので、予定通り開催するとしている。
掲載日:2021年3月25日:Velo3DがSPACを通じてニューヨーク証券取引所に上場か
カリフォルニア州に拠点を置くメタル3DプリンターメーカーのVelo3Dが、SPAC(特別買収目的会社)を通じてニューヨーク証券取引所に上場すると現地のニュースメディアが報じている。それによると、Velo3DはSPACのジョーズ・スピットファイア・アクイジション・コーポレーションと合併し、事実上ニューヨーク証券取引所に上場するとしている。 上場後の時価総額は16億ドル(約1680億円)に達すると見られる。Velo3Dがが上場すると、SPACを通じて上場した3Dプリンターメーカーとしてはデスクトップメタル、マークフォージドに続いて三社目となる。 Velo3Dは、イーロン・マスク氏率いるロケットメーカーのスペースXに3Dプリンターを納入していることで知られている。スペースXの業績拡大に伴い、同社の売上も急拡大している。同社によると、同社は過去15か月間で1500万ドル(約16億2000万円)の売上を計上し、2900万ドル(約31億3200万円)の受注残を抱えている。 Velo3Dは、これまでに四回のラウンドで総額1億3800万ドル(約149億円)の資金を調達している。なお、上場前の同社の時価総額は1億ドル(約105億円)から5億ドル(約525億円)程度と見られている。上場により、Velo3Dは正味で4億7000万ドル(約493憶5000万円)程度のキャッシュを手にする。
掲載日:2021年3月24日:Formnext 2021がハイブリッド方式で開催か
毎年ドイツ・フランクフルトで開催されている世界最大規模のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会のFormnext 2021が、ハイブリッド方式で開催される計画が明らかになった。発表によると、今年のFormnext 2021はフランクフルトの展示会場で、11月16日から19日までの4日間開催される。一方で、昨年開催されたFormnext 2020 Connectと同様のバーチャル展示会も同時に開催される。 Formnext主催者のメサゴ・メッセ・フランクフルトGmbHのサシャ・ウェンズラー副社長は、「昨年のFormnext 2020 Connectに出展された企業や来場者からのフィードバックを検証したところ、やはり対面での面談が重要であることを再認識しました。出展者も来場者も会場を訪れて、実際に会話をすることを望んでいるのです。バーチャル展示会は代替手段であり、実際の展示会そのものではありません」とコメントしている。 Formnext 2021は、新型コロナウィルスの感染防止のため、来場者数を法律が定める基準まで限定する。また、出展者に対しては、今年6月までの出展キャンセルを無料とする特別措置がとられる。 新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、昨年開催予定だったFormnext 2020はオンラインでの開催が中止となり、オンラインでの開催を余儀なくされた。昨年は、アディティブ・マニュファクチャリング・ユーザー・グループ年次総会やアディティブ・マニュファクチャリング戦略会議などの展示会も開催中止となった。
掲載日:2021年3月23日:テキサス州オースティンで3Dプリント住宅の販売開始
テキサス州オースティンで3Dプリント住宅の販売が開始された。3Dプリント住宅を建設したのはテキサス州に拠点を置く建設3DプリンターメーカーのICON。ICONの建設3Dプリンター「ヴァルカンⅡ」を使い、2ベッドルーム住宅と4ベッドルーム住宅の合計2軒を建設している。住宅購入者への引き渡しは今年夏の予定としている。 ICONは、最大2000平方フィート(約56.2坪)の大きさの建物を建設できる建設3Dプリンター「ヴァルカンⅡ」を製造している。同社はこれまでに、メキシコとの国境沿いの街に50件の3Dプリント住宅を建設し、地元の低所得層住民に提供している。 ICONの共同創業者でCEOのジェイソン・バラード氏は、「(テキサス州における)住宅不足の問題は、サプライ、サステナビリティ、価格、デザインなどの選択の余地を消費者から奪っています。ICONの建設3Dプリンティング技術により、今後も続くであろう住宅不足に対応し、次の世代の建設業のスタンダードを確立することが可能になります」とコメントしている。 アメリカでは、特に住宅不足が社会問題化しているカリフォルニア州やテキサス州などで住宅建設に3Dプリンターを活用する機運が高まっている。これまでにカリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、フロリダ州で3Dプリント住宅が建設され、販売されている。ニューヨーク州ロングアイランドで販売された3Dプリント住宅は、近隣の類似物件よりも40%安く販売されたという。
掲載日:2021年3月22日:レニショーがイギリス政府から航空機製造用3Dプリンター開発助成金を獲得
イギリスの精密機械メーカーのレニショーが、イギリス政府から航空機製造用3Dプリンター開発助成金2640万ポンド(約39億7445万円)を獲得した。英国航空技術研究プログラムの一環で行われるプロジェクトで、航空機の胴体などの主要部品を製造するメタル3Dプリンターの開発を目指す。 英ビジネス・エネルギー・産業戦略担当大臣のポール・スカリー氏は、「この助成金は、新型コロナウィルスのパンデミック収束後のイギリスの航空産業を活性化し、雇用を確保するために投入されます。製造業はイギリス産業の心臓部であり、革新的なプロセスを持続することで、よりグリーンな航空産業の実現を可能にする各種の技術力を手に入れることができます」とコメントしている。 イギリス政府は、2018年にもイノベートUKファンドを通じて、英航空アディティブ・マニュファクチャリングプロジェクトに600万ポンド(約9億円)の予算を投じている。 レニショーは1973年設立。測定、ポジションエンコーダ、ラマン分光測定装置、歯科用CAD/CAM、 脳神経外科用装置の分野における世界的なリーダーで、日本を含む30ヶ国以上に研究開発、製造、販売、サービス拠点を設置している。昨年には同社初のハイエンド・アディティブ・マニュファクチャリングシステムとなるAM125シリーズとAM250シリーズをリリースしている。
掲載日:2021年3月21日:日本のベンチャーキャピタルがマイティ・ビルディングズに出資
日本のベンチャーキャピタルが、アメリカの3Dプリント建設企業のマイティ・ビルディングズに出資していたことがわかった。出資したのは東京を拠点に置くベンチャーキャピタルのAbies Ventures株式会社。出資額などの投資の明細は明らかにされていない。 Abies Venturesは2017年設立。革新的かつ高度な科学・エンジニアリング技術(ディープテック)を有し、人類のさらなる発展やサステナブルな社会の創出に貢献するスタートアップを国内外で発掘し、グローバル企業へ育成することを目指すとしている。 マイティ・ビルディングズは、米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く建設スタートアップ企業。オークランド工場に設置した大型建設3Dプリンターで住宅部品を製造し、建設現場で組み立てるプレハブ工法で住宅を建造している。 マイティ・ビルディングズは、カリフォルニア州ランチョミラージュに世界初の「3Dプリント住宅コミュニティ」を建設すると発表し、話題を集めた。発表によると、マイティ・ビルディングズは1500万ドル(約15億7500万円)のコストをかけて、広さ5エーカーの敷地に15軒の住宅を建設するとしている。建材はマイティ・ビルディングズが開発したライトストーン・マテリアルが使われ、3Dプリンターで製造されるという。
掲載日:2021年3月20日:フォーティファイがシリーズBラウンドで2000万ドルの資金調達に成功
米マサチューセッツ州ボストンに置くDLP3Dプリンターメーカーのフォーティファイが、シリーズBラウンドで2000万ドル(約21億円)の資金調達に成功した。出資したのはコタ・キャピタル、ネオトライブ・ベンチャーズ、プレリュード・ベンチャーズ、アクセル・パートナーズなどのベンチャーキャピタル。バリュエーションや出資条件などの詳細は明らかにされていない。 フォーティファイは2019年にネオトライブ・ベンチャーズ、プレリュード・ベンチャーズ、アクセル・パートナーズから1000万ドル(約10億5000万円)を調達しており、今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は30万ドル(31億5000万円)となった。 フォーティファイは2016年設立。独自開発したデジタル・コンポジット・マニュファクチャリング・プラットフォーム(DCM)ベースのDLP3Dプリンター「Flux One」を開発している。Flux Oneは、素材に各種の機能性素材を加えることで造精度形や品質などを高めている。 フォーティファイの共同創業者でCEOのジョシュア・マーティン氏は、「今回の資金調達により、射出成型用モールドツーリングなどの領域へ進出することが可能になりました。特にエンドユーズの家電用部品などの製造が可能になります」とコメントしている。
掲載日:2021年3月19日:スリーディーシステムズがニューポート・ニューズ造船所と共同で造船用合金パウダーを製造
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、造船大手ニューポート・ニューズ造船所と共同で、造船用銅ニッケル合金パウダーを製造する。現地時間の昨日18日、スリーディーシステムズが明らかにした。 両社が開発を目指すのは、パウダーベッドフュージョン3Dプリンター用銅ニッケル合金パウダー。銅ニッケルは海水による腐食に強く、フジツボや海藻が付着しにくいという特徴を持つ。3Dプリンターを活用することで、造船の工程時間を最大75%削減できるとしている。 発表によると、スリーディーシステムズがニューポート・ニューズ造船所の施設内にパウダーベッドフュージョン3Dプリンターを設置し、銅ニッケルの配合などを調整しながら試作を行うとしている。 ニューポート・ニューズ造船所のエンジニアリング・デザイン担当副社長のデーブ・ボルカー氏は、「造船にとって極めて重要な合金をスリーディーシステムズと共同で開発できることに興奮しています。この新しい合金は、ニューポート・ニューズ造船所のイノベーションパイプラインを再構築し、より高い品質の部品を、より効率的に製造することを可能にします」とコメントしている。 ニューポート・ニューズ造船所は1886年設立の、アメリカ最大の民間造船所。原子力船舶を建造できるアメリカで唯一の造船所で、主にアメリカ海軍を顧客に各種の軍艦などを建造している。
掲載日:2021年3月18日:デスクトップメタルが2020年度決算を発表
アメリカのメタル3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、2020年度決算を発表した。ニューヨーク証券取引所上場後初となる決算で、売上高1650万ドル(約17億3250万円)、経常収支9040万ドル(約97億9200万円)の赤字となった。 部門別売上高では、プロダクト売上が1370万ドル(約14億3850万円)で、前年から40%減少した。サービス売上は280万ドル(約2億9400万円 で、前年から25%減少した。新型コロナウィルスのパンデミック影響により、減収と赤字拡大という結果となった。 デスクトップメタルの創業者でCEOのリック・フュロップ氏は、公式ステートメントで「2020年度第四四半期は、デスクトップメタルにとって「上場した初のアディティブ・マニュファクチャリング企業」となった転換期です。先月2月にはエンビジョンテックを買収し、190種類もの素材が使えるフォトポリマー3Dプリンターをラインナップに加えました。我々は、さらなる成長物語の次のチャプターに進み、ハイレベルな顧客満足と非有機的機会の獲得を進めてまいります」とコメントしている。 デスクトップメタルは、昨年2020年12月にSPAC(特別買収目的会社)を通じてニューヨーク証券取引所に上場を果たした。今年2月にはデスクトップメタルのライバル会社のマークフォージドも、SPACを通じてNASDAQへ上場している。
掲載日:2021年3月17日:世界初の3Dプリント住宅コミュニティがカリフォルニア州に誕生
世界初の3Dプリント住宅コミュニティがカリフォルニア州に誕生する。カリフォルニア州ランチョ・ミラージュに3Dプリント住宅コミュニティを開発しているのは地元建設企業のパラリ・グループと、オークランドに拠点を置く建設スタートアップ企業のマイティ・ビルディングス。両社が合同で購入した15エーカー(約18,362坪)の土地に、大きさ1,440平方フィート(約133.7平方メートル)の住宅15建を建設する。 住宅の基本部分はマイティ・ビルディングズの建設3Dプリンター「マイティ・キット・システム」で製造される。製造はマイティ・ビルディングズのオークランド工場で行われ、現地へ輸送されて組み立てられる。 住宅の屋根と壁にはテスラ・ソーラーとパワーウォールの太陽光発電パネルが設置され、住宅全体と電池自動車等への電源にする。また、建設3Dプリンターを使うことで廃材などの排出をほぼゼロにでき、「スマートでヘルシーな住宅を、サステナビリティに敏感な人達に提供できる」としている。 カリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、フロリダ州などの各都市では人口流入が続き、住宅不足が社会問題になっている。旺盛な建設需要から大工などの職人の人件費が高騰し、3Dプリンターで住宅を建設する機運が高まっている。ニューヨーク州ロングアイランドでは、建設スタートアップ企業のSQ4Dが建設した3Dプリント住宅が販売され、話題を集めた。
掲載日:2021年3月16日:ExOneが2020年度決算を発表
ドイツのバインダージェット3DプリンターメーカーのExOneが、2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度の売上高は5930万ドル(約62億2650万円)で、前年の5533万ドル(約58億965万円)から11%増加した。部門別売上高では、3Dプリンターの売上高が3140万ドル(約32億9700万円)で、前年から15%増加した。素材、サービス、その他の売上高は2780万ドル(約29億1900万円)で、前年から7%増加した。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、業績を落とす3Dプリンターメーカーが相次ぐ中、善戦した結果となった。 ExOneのジョン・ハートナーCEOは、「高速で、経済的で、簡単にアルミニウムを3Dプリントすることは、軽量で精密なモノづくりにおける大きなブレークスルーになります。我々の世界クラスのエンジニアと研究者は、そうした困難な課題に挑戦し、そうしたアチーブメントを必ず達成してくれると信じています」とコメントしている。ExOneは、自動車メーカーのフォードと共同で、3Dプリンターを使った軽量アルミニウム部品の製造実験を開始している。 ハートナーCEOは、現在も新型コロナウィルスの向かい風を受けており、一部のユーザーに買い控えが見られるものの、十分な受注残を抱えており、一定の売上は確保できると見込んでいるとしている。
掲載日:2021年3月15日:アメリカ・メイクスが北東オハイオ・ガールスカウトと共同でSTEM教育プログラムを提供
アメリカの工業系業界団体のアメリカ・メイクスが、北東オハイオ・ガールスカウト(GSNEO)と共同でSTEM(科学、技術、エンジニアリング、数学)教育プログラムを提供する。発表によると、プログラムはアディティブ・マニュファクチャリング関連のスキルを教育するもので、最終的にはアメリカ全国のガールスカウトのメンバー250万人に提供することを目指すとしている。 アメリカ・メイクスの教育・ワークフォース担当ディレクターのジョッシュ・クレイマー氏は、「オハイオ州からの資金援助もあり、アディティブ・マニュファクチャリング教育におけるGSNEOとの戦略的パートナーシップを組むことができました。ガールスカウトはSTEM領域における教育プログラムに大きな関心を持っており、一方で、アディティブ・マニュファクチャリング業界における女性プロフェッショナルは、全体のわずか15%しかおりません。今回提供するプログラムは、業界における偏りの是正を目指すもので、義務教育課程にある女子生徒達にプロとしてのスキルを身に着けてもらうためのものです」とコメントしている。 アメリカ・メイクスは、先日オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーと共同で、女子学生を対象とした別の教育プログラムを提供すると発表している。
掲載日:2021年3月14日:ウルチメーカーが20台の3Dプリンターをアメリカの公立高校へ寄付
オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、20台の自社3Dプリンターをアメリカの公立高校へ寄付する。アメリカの大手業界団体のアメリカ・メイクスと共同で行うもので、特に女子学生を対象にしたSTEM(科学、技術、エンジニアリング、数学)教育プログラムに使われる。ウルチメーカーは、教育プログラムの提供により女子学生のエンジニアリングへの関心を喚起したいとしている。 アメリカ・メイクスの教育・ワークフォース担当ディレクターのジョッシュ・クレイマー氏は、「ウルチメーカーが3Dプリンターを寄付してくださったことに感謝しています。3Dプリンターは、技術フィールドとエンジニアリングの領域へ女子学生を誘引するための強力なリソースです。これらの領域への女子学生の関与を増やすことはアディティブ・マニュファクチャリング業界全体にとってのベネフィットになるだけでなく、アメリカの工業界全体にとっての大きなベネフィットになります」とコメントしている。 調査会社アレキサンダー・ダニエルズ・グローバルが2019年に行った調査によると、アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング業界のエンジニアリング関連の労働者のうち、女性が占める割合はわずか15%程度にとどまっているという。3Dプリンター関連のエンジニア人材が特に不足する中、アディティブ・マニュファクチャリング業界における女性のさらなる活用を促す声が高まっている。
掲載日:2021年3月13日:Velo3DがSPACを通じてニューヨーク証券取引所へ上場
カリフォルニア州キャンプベルに拠点を置く大型メタル3DプリンターメーカーのVelo3Dが、SPAC(特別買収目的会社)のジョーズ・スピットファイア・アクイジション・コーポレーションを通じてニューヨーク証券取引へ上場する。ブルームバーグの報道によると、両社の合併により10億ドル(約1050億円)規模の上場企業が誕生する。 Velo3Dは2014年設立。これまでに4回のラウンドで総額5010万ドル(約52億6050万円)の資金を調達していた。同社へは、日本の太陽日酸株式会社も投資している。 ジョーズ・スピットファイア・アクイジション・コーポレーションは昨年2020年設立。昨年12月にニューヨーク証券取引所にIPOして3億4500万ドル(約362億2500万円)の資金を調達していた。 アメリカの株式市場では3Dプリンター関連企業の上場が相次いでいる。昨年末には3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、SPAC(特別買収目的会社)を通じてニューヨーク証券取引所へ上場している。また、デスクトップメタルのライバル企業のマークフォージドも、今年2月にSPACを通じてNASDAQへ上場している。アメリカでは現在、SPACを使ったIPOが頻発していて、専門家の一部はブームが過熱してバブル化していると懸念している。
掲載日:2021年3月12日:パイロジェネシスがNASDAQへ上場
カナダの3Dプリンター用メタルパウダーメーカーのパイロジェネシスが、米NASDAQへ上場した。「PYR]のティッカーシンボルで、現地時間の今週木曜日から取引されている。NASDAQへの上場を受け、カナダのトロント証券取引所で取引されている同社の株は、前日終値の8.13カナダドルから9.72カナダドルへ値上がりて取引を終えた。 NASDAQへの上場について、パイロジェネシスのピーター・パスカリCEOは、「NASDAQのメンバーとして迎え入れてくださったことを嬉しく思います。NASDAQという格式のある株式市場へ上場出来たことは素晴らしいことです。上場により、パイロジェネシスの存在感を高め、我々の未来の顧客に対して我々の製品をアピールすることが可能になりました。会社にとって大きなマイルストーンです」とコメントしている。 アメリカの株式市場では3Dプリンター関連企業の上場が相次いでいる。昨年末には3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、SPAC(特別買収目的会社)を通じてニューヨーク証券取引所へ上場している。また、デスクトップメタルのライバル企業のマークフォージドも、今年2月にSPACを通じてNASDAQへ上場している。アメリカでは現在、SPACを使ったIPOが頻発していて、専門家の一部はブームが過熱してバブル化していると懸念している。
掲載日:2021年3月11日:欧州宇宙機関が先端マニュファクチャリング・ワークショップを開催
欧州宇宙機関(ESA)が、先端マニュファクチャリング・ワークショップを開催した。第二回目となるワークショップは、オランダ現地時間の3月2日と3日の二日間に渡ってオンラインで行われ、国際宇宙ステーションの船長を務めるアレキサンダー・ガースト宇宙飛行士も宇宙から参加した。 ワークショップの一日目は、宇宙空間におけるモノづくりについて各種のセッションが行われた。特に地球から宇宙空間へ原材料を輸送し、国際宇宙ステーションで3Dプリンターを使って各種の部品を作る方法などが検討された。 国際宇宙ステーションでは、ESAが設置した3Dプリンターがすでに稼働しているが、宇宙空間におけるモノづくりについてガースト宇宙飛行士は、「時速2万8千キロメートルで移動している国際宇宙ステーションで、地球上の様々な国で作られた部品を組み合わせてモノづくりすることは驚異的なことです。地球上で家を建てるのと違い、部品がないのでホームセンターへ買いに行くことはできないのです」と説明した。 ワークショップではまた、ESAが2022年までに宇宙用メタル3Dプリンターを国際宇宙ステーションに設置することも発表された。 国際宇宙ステーションでは現在、ESAが設置した3Dプリンターと、米NASA傘下のベンチャー企業のメイド・イン・スペースが設置した3Dプリンターが稼働している。
掲載日:2021年3月10日:マテリアライズが2020年度決算を発表
ベルギーの3Dプリンティング・サービスビューロー・3Dプリンティング関連ソフトウェア開発のマテリアライズが、2020年度決算を発表した。同社の2020年度の売上高は1億7045万ユーロ(約213億625万円)で、前年の1億9668万ユーロ(約245億8500万円)から13.1%減少した。調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は2038万ユーロ(約25億4750万円)で、前年の2665万ドル(約33億3125万円)から23.5%のマイナスとなった。経常収支は727万ユーロ(9億875万円)の赤字だった。 全体の売上高はマイナスになったものの、ソフトウェアとメンテナンスの売上が257万ユーロ(約3億2125万円)増加し、3024万ユーロ(約37億8000万円)となった。 決算の発表を受け、マテリアライズのピーター・レイズ会長は、「COVID-19のパンデミックは、2020年を経済的に極めてチャレンジングな年にしました。世界中の顧客、ビジネス、そして従業員に大きな影響を与えました。マテリアライズの30年の歴史において、初めて減収を経験する一年となりました。未だに不確実性は残っていますが、第四四半期が二けたの伸びを示せたことで、今後の改善が期待できます」とコメントしている。 マテリアライズは1990年にウィルフレッド・ヴァンクラインが設立したベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。
掲載日:2021年3月9日:3Dメタフォージがオーストラリア証券取引所へ上場
オーストラリアの3Dプリンティングサービスビューローの3Dメタフォージが、オーストラリア証券取引所へ上場した。3Dメタフォージは普通株5千万株を一株0.2オーストラリアドル(約16.69円)で売却し、1000万オーストラリアドル(約8億3427万円)の資金を調達した。本記事執筆時点での同社の時価総額は3800万オーストラリアドル(約31億7024万円)に達している。 3Dメタフォージは、調達した資金をシンガポール工場の拡張や、米テキサス州ヒューストンの新工場の開設などに投じるとしている。 3Dメタフォージのマシュー・ウォーターハウスCEOは、「上場企業になったことを嬉しく思うとともに、新たに株主になってくださった皆様を歓迎いたします。皆様の当社への関心とサポートに厚く御礼申し上げます。上場により堅牢な資金基盤ができ、生産能力の拡充などが可能になりました。強力な追い風を受け、アディティブ・マニュファクチャリングセクターにおける業界の成長とイノベーションの創造に邁進してゆきます」とコメントしている。 最近欧米諸国で3Dプリンター関連企業の株式上場が相次いでいる。3Dプリンターでロケットを製造しているロケット・ラブも、ブランクチェック企業を通じて先月IPOを果たしている。3Dプリンターメーカーのマークフォージドも、ブランクチェック企業のOneを通じてIPOを果たしている。
掲載日:2021年3月8日:ロケット・ラブの時価総額が41億ドルに拡大
SPACによるIPOを果たしたロケット・ラブの時価総額が、41億ドル(約4305億円)に拡大したことがわかった。ロケット・ラブは今月1日、SPAC(特別買収目的会社 )のベクター・アクイジション・コーポレーションと合併し、NASDAQへ上場した。ベクター・アクイジション・コーポレーションは、ベンチャーキャピタルのベクター・キャピタルが設立したブランクチェック(白紙小切手)企業。合併により、ロケット・ラブはベクター・アクイジション・コーポレーションから3億2000万ドル(約336億円)のキャッシュを受け取っている。 ロケット・ラブの創業者でCEOのピーター・ベック氏は、「今回の合併によりロケット・ラブが持つ能力を最大限に高め、ロケット打上技術を大きく向上させることが可能になりました。更なる成長が期待される宇宙ビジネスにおいて、より多くの事業が展開できます」とコメントしている。 ロケット・ラブは、小型ロケット「エレクトロン」を3Dプリンターで製造している。「エレクトロン」はこれまでに16回打上に成功し、97機の人工衛星を周回軌道に乗せている。 アメリカの株式市場では最近、SPACを通じてIPOするケースが増加している。昨年末には3DプリンターメーカーのデスクトップメタルがSPACを通じて上場したほか、先月のデスクトップメタルのライバル企業のマークフォージドもSPACを通じてNASDAQへ上場している。
掲載日:2021年3月7日:ドイツのベンチャーキャピタルが1億ドル規模の3Dプリンティング投資ファンドを組成
ドイツのベンチャーキャピタルが1億ドル(約105億円)規模の3Dプリンティング投資ファンドを組成し、話題になっている。3Dプリンターなどのアディティブ・マニュファクチャリング専門の投資ファンドとしては、史上最大規模と見られる。 ファンドを組織したのはベンチャーキャピタルのランガー・グループ、KGAL、AM(アディティブ・マニュファクチャリング)ベンチャーズによる投資グループ。ランガー・グループは、ドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのEOSを創業したハンス・ランガー博士が設立したベンチャーキャピタル。AMベンチャーズはランガー・グループの子会社で、主にアディティブ・マニュファクチャリング関連ベンチャー企業へ投資している。 KGALの担当者は、「我々は過去6年にわたってアディティブ・マニュファクチャリング関連のベンチャー企業に投資し、相応の結果を出してきました。今回のファンド組成に参加でき、我々のビジネスを次のレベルへ昇華させられることに大きく期待しています」とコメントしている。 AMベンチャーズは、これまでに15社のアディティブ・マニュファクチャリング関連ベンチャー企業へ投資している。同社が投資した企業には、ダイマンション、3ユアマインド、ライトフォース・オーソドンティックス、スペクトロプラスト、アディティブワークスなどの有望ベンチャー企業が含まれている。
掲載日:2021年3月6日:レニショー創業者が保有株をすべて売却へ
レニショー創業者で同社会長のデービッド・マクマートリー氏と、副会長のジョン・ディアー氏が、保有するレニショーの株をすべて売却する意向であることが明らかになった。レニショーの株はロンドン証券取引所で取引されており、両氏は合わせてレニショーの発行済み株式の53%を保有している。レニショーの取締役会は、両氏が売却する株式が、レニショーのビジネスと伝統を理解している人に売却されることを望むというコメントを発している。 レニショー株の売却について両氏は、「高齢者となった私たちは、今でも健康を維持しながら生活しています。しかし、今後若返るということはありません。私たちはいずれも80歳代であり、私たちが今後もレニショーの筆頭株主であることが会社にとって最善なのか考えるようになりました。取締役会とも相談した結果、私たちが保有するレニショー株をより相応しい株主へ売却することがベストな選択であるという結論に達しました」とコメントしている。 レニショーは1973年設立。測定、ポジションエンコーダ、ラマン分光測定装置、歯科用CAD/CAM、 脳神経外科用装置の分野における世界的なリーダーで、日本を含む30ヶ国以上に研究開発、製造、販売、サービス拠点を設置している。昨年には同社初のハイエンド・アディティブ・マニュファクチャリングシステムとなるAM125シリーズとAM250シリーズをリリースしている。
掲載日:2021年3月5日:カンザスシティの建設会社が3Dプリント住宅の販売を開始
米カンザス州カンザスシティの建設会社3ストランズが、3Dプリント住宅の販売を開始する。テキサス州オースティンの建設3DプリンターメーカーICONの建設3Dプリンターを使い、4ベッドルームの住宅をオースティン市内に建設する。 3ストランズの共同創業者でCEOのゲアリー・オデル氏は、「我々は住宅の建設方法を変え、暮らしそのものを変えようとしています。このプロジェクトはそのための大きなステップです。建設3Dプリンターという新たなテクノロジーは、それを確実に実現させてくれます」とコメントしている。 カリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州などの各都市では人口流入が続き、住宅不足が深刻な社会問題になっている。州宅不足は大工などの職人の雇用コストを押し上げ、住宅価格をさらに値上がりさせる悪循環が生じている。そうした背景により、アメリカでは建設3Dプリンターを導入する機運が各地で高まってきている。 アメリカでは、これまでにカリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、フロリダ州などで建設3Dプリンターを使った住宅建設プロジェクトが始まっている。ニューヨーク州ロングアイランドに建設された3Dプリント住宅は、類似物件より40%も安い価格で販売されている。
掲載日:2021年3月4日:ストラタシスが2020年度決算を発表
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度売上高は5億2080万ドル(約546億8400万円)で、前年の6億3610万ドル(約667億9050万円)から19%のマイナスとなった。GAAP(米国標準会計基準)ベースの経常収支は4億4370万ドル(約465億8850万円)の赤字だった。 同時に発表された同社の2020年度第四四半期の売上は1億4240万ドル(約149億5200万円)で、GAAPベースの経常収支は1100万ドル(約11億5500万円)の黒字だった。 ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「ストラタシスは無借金で、バランスシートは強固です。これまでに行ってきた数々の投資が、より多くの売上、利益、キャッシュフローをもたらしてくれるでしょう」と投資家向けカンファレンスコールでコメントした。 新型コロナウィルスのパンデミックの影響により、3Dプリンターメーカー各社は苦しい経営を余儀なくされている。ストラタシスのライバル企業のスリーディーシステムズも先日、減収減益となった2020年度決算を発表している。
掲載日:2021年3月3日:スリーディーシステムズが2020年度決算を発表
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度の売上高は5億5700万ドル(約584億8500万円)で、前年比で12%のマイナスとなった。同時に発表された同社の2020年度第四四半期決算の売上高は1億7270万ドル(約181億3350万円)で、前年同期比で2%のプラスとなった。売上高では第四四半期に盛り返したものの、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響を受けた結果となった。 部門別売上高では3Dプリンター製品売上が3億3300万ドル(約349億9650万円)で、前年比で14%のマイナスとなった。サービス部門の売上高は2億2400万ドル(約235億)2000万円 で、前年比で9%のマイナスとなった。 決算の発表を受け、スリーディーシステムズのジェフリー・グレイブスCEOは、「昨年後半から開始した4ステージプランの影響により売上高を若干戻すことができました。(売上高は落ちたものの)キャッシュフローは潤沢であり、医療分野などを中心に今後も適時各所に投資を行ってゆきます」とコメントしている。 決算発表当日、NASDAQで取引されている同社株価は38.63ドルと、前日終値から8%高値で取引を終えた。
掲載日:2021年3月2日:ロケット・ラブがSPACを通じてNASDAQに上場
ロサンゼルスに拠点を置くロケット製造ベンチャー企業のロケット・ラブが、SPAC(特別買収目的会社)を通じてNASDAQに上場する。ブランクチェック会社のヴェクターと合併し、2021年度第二四半期内の上場を目指す。合併後の社名はロケット・ラブで、ティッカーシンボルはRKLBになる予定。 NASDAQへの上場について、ロケット・ラブの創業者でCEOのピーター・ベック氏は、「ロケットメーカーの中で、これまでに打ち上げに失敗したことがないのはロケット・ラブを含めて二社しかありません。我々は小型ロケットメーカーのリーディング企業であり、アメリカで二番目に多く、世界で四番目に多くロケットを打ち上げている企業です。宇宙は人類にとっての最高の活動領域であり、未来にかけてさらに可能性が広がるでしょう。我々が打ち上げる人工衛星は気象を観測し、大気汚染をモニタリングし、気候変動を監視し、未来の世代のための資源管理を行います」とコメントしている。 エレクトロン・ロケットは軽量カーボン合金ベースで作られ、エンジンのコンポーネントを含む多くの部品が3Dプリンターで製造されている。3Dプリンターを活用する事で軽量で強度の強い部品を製造出来、製造コストと時間を削減出来るとしている。 アメリカでは最近SPACを通じて株式市場へ上場するケースが相次いでいる。昨年末には3DプリンターメーカーのデスクトップメタルがSPACを通じて上場を果たしている。デスクトップメタルのライバル企業のマークフォージドも、SPACを通じた上場を予定している。
掲載日:2021年3月1日:プロトラブズが2020年度決算を発表
アメリカの大手3Dプリンティングサービスビューローのプロトラブズが2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度の売上高は4億3440万ドル(約456億1200万円)で、前年の4億5870万ドル(約481億1635万円)から微減となった。EBITDA(税・減価償却前利益)マージンは21.7%で、前年の24%からわずかに低下した。非GAAP(米国標準会計基準)ベースの純利益は6360万ドル(約66億7800万円)だった。 プロトラブズの南北アメリカ地域担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーのロバート・ボドール氏は、「2020年を通して、従業員の適応性を示し、当社のデジタルモデルに関する拡充と改善を実現できました。今、当社は大きな機会を目の前に、2021年以降の戦略として世界屈指の顧客体験の創出、デジタルマニュファクチャリングサービスの拡充、従業員への投資の拡大など、明確な目標を掲げています。『Protolabs 2.0』の稼働や3Dハブズの買収により、この機会を最大限に活かすことができるでしょう。全従業員と力を合わせて、Protolabsの長期的成功を牽引していく所存です」とコメントしている。 プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置くサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。同社は昨年、オランダのオンライン3Dプリンティングサービスビューローの3Dハブズを買収している。
掲載日:2021年2月28日:アメリカの住宅建設市場で建設3Dプリンターの導入が進む
アメリカの住宅建設市場で建設3Dプリンターの導入が進んでいる。カリフォルニア州オークランドに拠点を置く住宅メーカーのマイティ・ビルディングズは、現地時間の先週、シリーズB投資で4000万ドル(約42億円)の資金調達に成功した。マイティ・ビルディングズは、大型建設3Dプリンターでプレハブ住宅を建設しているスタートアップ企業。 マイティ・ビルディングズによると、同社の建設3Dプリンターは、標準的な350平方フィート(約32.52平方メートル)の住宅をわずか24時間で建設できるという。従来型の建設方式に比べ、「2倍のスピードで、人件費を最大95%削減しながら、10分の1の廃棄物で建設できる」としている。 ニューヨークに拠点を住宅メーカーのSQ4Dも、独自開発した建設3Dプリンターを使い、1400平方フィート(約130平方メートル)3ベッドルームの住宅を建設、販売を開始している。ニューヨーク近郊のロングアイランドに建設された3Dプリント住宅の価格は29万9999ドル(約3150万円)で、近隣類似物件より40%も安いという。 カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州、フロリダ州などの各都市では人口流入が続き、住宅不足が深刻になっている。住宅不足は大工などの人件費を高騰させ、住宅不足をさらに悪化させる悪循環になっている。ある関係者は、都市部を中心に、建設3Dプリンターの導入が今後さらに進むと予想している。
掲載日:2021年2月27日:Orbexがヨーロッパ最大の3Dプリンターを開発
スコットランドのロケットメーカーのOrbexが、ヨーロッパ最大の3Dプリンターを開発したとして話題になっている。Orbexが開発した大型3Dプリンターは、メタル、チタン、アルミニウムなどを素材に、主にOrbexの「マイクロランチャー・プライム」用ロケットエンジンとターボポンプシステムの製造に使われる。Orbexは、年間35基のロケットエンジンを製造したいとしている。 大型3Dプリンターの開発に伴い、Orbexは2400万ドル(約25億2千万円)の資金調達を成功させた。出資したのはイギリスの投資企業BGFや、オクトパス・ベンチャーズなどを筆頭とする投資グループ。オクトパス・ベンチャーズはヨーロッパ最大のベンチャーキャピタルとして知られている。 Orbexのクリス・ラーモアーCEOは、「大型3Dプリンターの導入により、従来以上の製造スピードとアジリティーが獲得できました。大量生産が可能になり、ロケット製造とサプライチェーンのコストを大幅に削減できます」とコメントしている。 Orbexは2015年設立。小型ロケットメーカーを立ち上げるキックスターターのプロジェクトとして設立された。キックスターターのキャンペーンでは資金が集まらず、2018年にシードファイナンスで3000万ポンド(約41億5千万円)の資金調達に成功し、ロケットの開発を開始した。Orbexでは、2022年に「マイクロランチャー・プライム」一号機の打ち上げを予定している。
掲載日:2021年2月26日:3DモデルプロバイダーのCGTraderがシリーズB投資で950万ドルを調達
リトアニアの大手3DモデルプロバイダーのCGTraderが、シリーズB投資で950万ドル(約9億9750万円)を調達した。出資したのはイヴィル・グロース・パートナーズ、カルマ・ベンチャーズ、LVVグループなどのベンチャーキャピタル。CGTraderは、調達した資金を同社のプラットフォームの拡張などに投じるとしている。 CGTraderは2011年に現在同社COOのマリウス・カリティス氏とCEOのダリア・サライテ氏が共同で設立した。同社のマーケットプレースには110万の3Dモデルと365万人の3Dデザイナーが登録し、各種の3Dモデルが売買されている。CGTraderによると、同社のマーケットプレースは全世界の37万の企業が利用し、Nike、マイクロソフト、ステープルズなどの大手企業も含まれているという。 「CGTraderを利用するすべてのコミュニティメンバーとともに、今回の投資を歓迎します。我々のフォーカスは3DモデルのマーケットプレースとARsenalエンタープライズ・プラットフォームを進化させ、我々のコミュニティにより多くの新たな事業機会をもたらすことです」とコメントしている。 CEOのダリア・ラサイテ氏は、「3Dモデルはプロの産業ユーザーが利用するだけでなく、Eコマースを展開している個人も利用するようになってきています。我々のARsenalエンタープライズ・プラットフォームを使えば、写真レベルの3Dビジュアルを、通常の10分の1の価格で作成することができます」と説明している。
掲載日:2021年2月25日:マークフォージドがニューヨーク証券取引所にSPACを通じて上場
マサチューセッツ州に拠点を置く3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、ニューヨーク証券取引所にSPACを通じて上場を予定していることがわかった。SPAC(特別買収目的会社)のOneと合併し、新たにマークフォージド(MKFG)として上場する。ニューヨーク証券取引所には、昨年にライバル企業のデスクトップメタルがSPACを通じて上場している。 マークフォージドの創業者で会長のグレッグ・マーク氏は、「私がマークフォージドを設立したミッションは、イノベーションをドライブし、業界全体を一変するようなテクノロジーや製品を生み出すことです。今回Oneと合併し、ニューヨーク証券取引所に上場することで、そのミッションの実現に向けてさらに加速することができます」とコメントしている。 アメリカの株式市場では、近年SPACを通じて上場するケースが増えている。SPACを活用することで、通常のIPOなどで要求される煩雑な上場申請手続やコストを削減できることが理由とされる。 マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われている。これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などに採用されている。同社にはIT業界大手マイクロソフトが投資している事でも知られている。
掲載日:2021年2月24日:ExOneがシッピングコンテナー3Dプリンター工場を製造
ドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのExOneが、シッピングコンテナー3Dプリンター工場を製造する。アメリカ国防省から受注したもので、40フィートシッピングコンテナー内にバインダージェット3Dプリンターを設置し、各種の部品などを製造できるようにする。ExOneでは、20種類以上のメタル素材、セラミック、合金素材などが利用できるとしている。 ExOneのジョン・ハートナーCEOは、「バインダージェット3Dプリンティングは軍事的に極めて重要な製造技術です。スピード、素材の柔軟性、操作の簡易性がその理由です。アメリカ国防省と協業し、我々の3Dプリンターの軍事方面での最適化を進めてまいります。数年後には、我々のアプリケーションが様々なシーンで活用されるようになるでしょう」とコメントしている。 シッピングコンテナー内にはバインダージェット3Dプリンターのほか、3Dスキャナー、小型焼結炉、プラスチック3Dプリンター、コンプレッション・モールディング・ステーションなどが設置され、自己完結的なモノづくりを可能としている。シッピングコンテナーは大型ヘリコプターで移動でき、戦地の補給基地などへ移送することができる。 3Dプリンターを軍事目的に活用する機運は世界的に高まっている。アメリカ海軍は、空母エセックス艦内に大型3Dプリンターを設置し、艦内でのパーツ製造などのパイロットプログラムを実施している。
掲載日:2021年2月23日:スペインのフィラメントメーカーが100%リサイクルTPUフィラメントを製造
スペインのフィラメントメーカーが100%リサイクルTPUフィラメントを製造し、話題になっている。 100%リサイクルTPUフィラメントを製造したのはスペインのレクレウス社。「Reciflex」と名付けられたフレキシブルフィラメントは、靴の製造過程で生じるプラスチック廃材を原料に製造されている。 「Reciflex」は、一般的なFDM方式の3Dプリンターであれば利用可能。溶融温度は220℃から235度、造形スピードは秒速20から60ミリメートルが推奨されている。750グラムと3キログラムのスプールで提供され、1.75mm径と2.85mm径のサイズが利用できる。 レクレウスのイグナチオ・ガルシアCEOは、「このプロジェクトは、長らく社内で温めてきたプロジェクトです。地域社会、顧客、業界のすべてが求めていたものであり、我が社が長年研究開発を続けてきたものです。結果的に、こうした優れた製品を生み出せたことを嬉しく思っています」とコメントしている。 プラスチック廃材などの資源ごみを素材に3Dプリンター用フィラメントを製造する機運は世界的に高まってきている。冒険家で海洋生物学者のグレン・マッツィングが設立したスカルプター社も、海洋に投棄されたプラスチックを回収し、3Dプリンター用フィラメントや家具などにリサイクルするプロジェクトを立ち上げている。
掲載日:2021年2月22日:スリーディーシステムズの株価が高値で推移
アメリカの大手3Dプリンターメーカー、スリーディーシステムズの株価が高値で推移している。ニューヨーク証券取引所で売買されている同社株式は、昨年8月20非に4.91ドルまで値下がりし、昨年の取引を10.48ドルで終えていた。ところが、今年に入ってから同社株式は値上がりし、今月9非には55.35ドルまで上昇した。その後やや値を下げたものの、今月19日には43.19ドルで取引されている。19日時点の同社の時価総額は53億6200万ドル(約5630億円)に達している。 スリーディーシステムズの直近決算では、年間売上高5億4648万ドル(約573億8040万円)で、経常収支1億3448万ドル(約141億2040万円)の赤字、EBITDA(利子、税金、減価償却控除前利益)1831万ドル(約19億2255万円)の赤字となっている。 スリーディーシステムズは、現地時間の今月24日に2020年度決算の発表を予定している。ある関係者は、同決算が比較的好調とする情報が事前に市場に流れている可能性を指摘している。 アメリカ株式市場では、スリーディーシステムズ、ストラタシス、デスクトップメタルなどが「3Dプリンター銘柄」として取引されているが、他の「3Dプリンター銘柄」も軒並み値上がっている。
掲載日:2021年2月21日:Fictivが3500万ドルの資金調達に成功
サンフランシスコに拠点を置くマニュファクチャリング系スタートアップ企業のFictivが、3500万ドル(約36億7500万円)の資金調達に成功した。出資したのはベンチャーキャピタルの40ノース・ベンチャーズを筆頭とする投資グループ。日本の三井住友銀行グループや、アメリカの製造業大手ハネウェルなども含まれている。バリュエーションなどの投資の詳細は明らかにされていない。今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は9200万ドル(約96億6000万円)となった。 出資したハネウェルのベンチャーキャピタル投資担当役員のカマル・ヴァサグリ氏は、「製造業の産業セクターにおいては、デジタルトランスフォーメーションの余地が相当残されています。Fictivのデジタル・エコシステムは、ハネウェルを含むメーカーのデジタルトランスフォーメーションを実現するプラットフォームとして機能しています。Fictivは、未来の製造業をまさに作りつつあります」とコメントしている。 Fictivは、スタンフォード大学で機械工学を専攻したデーブ・エヴァンズ氏が2013年に設立したスタートアップ企業。「製造業のオンデマンドプラットフォーム」構築を目標に、「製造業におけるアマゾン・ウェブ・サービス」の実現を目指している。特に自動車、医療機器、ロボティクス、航空宇宙などの産業セクターにフォーカスし、各種のマニュファクチャリング・プラットフォームを提供している。同社には、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏も投資している。
掲載日:2021年2月20日:リディファイン・ミートが2900万ドルの資金調達に成功
イスラエルのスタートアップ企業のリディファイン・ミートが、2900万ドル(約30億4500万円)の資金調達に成功した。出資したのは香港のベンチャーキャピタルのハピネス・キャピタルとイスラエルのベンチャーキャピタルのハナコ・ベンチャーズなどを含む投資グループ。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は3500万ドル(約36億7500万円)となった。リディファイン・ミートは、調達した資金を製造施設の拡充などに投じるとしている。 リディファイン・ミートは2018年設立。イスラエルのテルアビブに拠点を置き、3Dプリンターで人造肉を製造している。同社の人造肉は競合製品よりも味がよく、同社が実施した消費者テストでは被験者の90%が同社の人造肉を「美味しい」と評価したという。 リデファイン・ミートでは、年内にイスラエル国内での流通を開始し、ヨーロッパ、アジア、アメリカの順で市場を開拓してゆくとしている。 環境保護意識の高まりを受け、人造肉を製造する機運は世界中で高まっている。アメリカでは植物由来人造肉メーカーのビヨンドミートが2019年にNASDAQに上場し、世界初の上場人造肉メーカーとなっている。また、ビヨンドミートのライバル企業のインポシブル・フードも、年内のIPOが噂されている。
掲載日:2021年2月19日:ストラタシスがイギリスのDLP3Dプリンターメーカーを買収
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、イギリスのDLP3DプリンターメーカーのRPサポートを買収した。買収価格や条件などの詳細については明らかにされていない。 RPサポートのDLP3Dプリンターは、独自開発したダイナミック・レーザービーム・テクノロジーをベースにしていて、最大800 x 800 x 600 mmまでの造形が可能。耐熱性、柔軟性、強度などに合わせて複数の素材が利用できる。 RPサポートの買収について、ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「多くの産業セクターにおいてアディティブ・マニュファクチャリングの導入が進む中、我々のゴールは世界中のユーザーに最高水準の3Dプリンターのポートフォリオを提供することです。RPサポートのネオ3Dプリンターはオープンレジンのハイエンド3Dプリンターで、様々な素材を用途に応じて利用することができます。RPサポートの革新的な製品を、より多くのユーザーに提供してまいります」とコメントしている。 ストラタシスは、昨年末にもアメリカのDLP3Dプリンターメーカーのオリジンを買収している。ある関係者は、ストラタシスは今後もDLP・SLA3Dプリンター関連企業の買収を続けると予想している。
掲載日:2021年2月18日:イギリスのデザイン企業がPETボトルを原料に家具を製造
イギリス・ロンドンに拠点を置くデザイン企業のスーパーノヴァズが、PETボトルを原料に3Dプリンターで家具を製造して話題になっている。 スーパーノヴァズは2020年設立。イタリア系ブラジル人デザイナーのポーラ・カデマトーリ氏がデザインしたテーブルウェア・文具ケースや、スマートフォンスタンド、照明用シェード、簡易ベンチなどを製造している。簡易ベンチは1000%PETGで作られており、価格は1674ユーロ(約20万9250円)となっている。 アメリカとヨーロッパでは、毎年2000万トンの粗大ごみが排出され、そのうちのわずか1%しかリサイクルされていない。アメリカだけでも、2018年の一年間に970万トンの粗大ごみが埋められたという。ヨーロッパでも毎年1078万トンの粗大ごみが焼却されるか埋められている。スーパーノヴァズは、そうした粗大ごみをリサイクルして家具などを製造するプロジェクトも立ち上げている。 プラスチックなどの資源ごみをリサイクルし、家具などを製造するプロジェクトは世界中で立ち上がっている。冒険家で海洋生物学者のグレン・マッツィングが設立したスカルプター社も、海洋に投棄されたプラスチックを回収し、3Dプリンターで家具にリサイクルするプロジェクトを立ち上げている。
掲載日:2021年2月17日:アメリカで世界最大の3Dプリント住宅の販売が開始
アメリカで世界最大の3Dプリント住宅の販売が開始され、現地で話題になっている。ニューヨーク州リバーヘッドで売りに出された3Dプリント住宅は1,407平方フィート(約130.7平方メートル)の3ベッドルーム平屋建て住宅で、価格は29万9999ドル(約3150万円)。近隣の類似物件よりも50%程度安いという。 3Dプリント住宅を建設した建設会社のSQ4Dによると、建設に要した時間は8時間で、三人の作業員が作業を担当したという。アメリカの平均的な住宅建設のコストのうち、人件費が41%程度占めているとされ、建設3Dプリンターを活用することで人件費を大きく削減できたとしている。 3Dプリント住宅の販売を仲介しているスティーブン・キング氏は、「リバーヘッド地区において、この大きさの住宅は通常5万4千ドル(約5670万円)が平均的な価格です。新築住宅で29万ドルというのは驚異的な価格です。住宅価格の高騰に苦しむニューヨークの住人にとって吉報になるでしょう」とコメントしている。 人口が増加しているアメリカの各都市では、住宅価格の高騰が社会問題になっている。SQ4Dでは、住宅問題が特に深刻なカリフォルニア州やニューヨーク州で、3Dプリント住宅の建設プロジェクトをさらに進めるとしている。
掲載日:2021年2月16日:SLMソルーションズが2020年度決算を発表
ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度売上高は6100万ユーロ(約76億2500万円)で、前年から24%増加した。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が続く中、堅調な結果を示す結果になった。決算の発表を受け、ドイツのフランクフルト証券取引所で取引されている同社の株は、22.63ユーロ(約2828円)で取引を終えた。 SLMソルーションズでは、現時点での2020年度EBITDA(税・減価償却費控除前収益)を1450万ユーロ(18億1250万円)程度の赤字と見込んでいる。 決算の発表を受け、SLMソルーションズのサム・オリアリーCEOは、「工業アディティブ・マニュファクチャリングの世界でお客様のニーズを満たしてゆくことで、我が社はそれぞれのお客様にとっての長期的パートナーになることができます。お客様が抱えるそれぞれのチャレンジに挑戦し、新たな事業機会の発掘に取り組んでゆきます」とコメントしている。 SLMソルーションズは、先月新型3Dプリンターの「NXG XII600 3Dプリンター」をリリースした。同社では、「NXG XII600 3Dプリンター」の投入により2021年度前半で3000万ユーロ(約37億5千万円)の売上が見込めるとしている。
掲載日:2021年2月15日:アレフ・ファームズが世界初の牛由来人造肉の3Dプリントに成功
イスラエルのスタートアップ企業のアレフ・ファームズが、世界初の牛由来人造肉の3Dプリントに成功した。イスラエル工科大学との共同プロジェクトとして行われたもので、牛の細胞をベースにしたバイオ3Dプリンティング素材を原料にしたという。 アレフ・ファームズの共同創業者でCEOのディディアー・トウビア氏は、「この業界における世界最高水準の人材と仕事ができることを誇りに思っています。3Dプリンティング技術を向上させることで、消費者が求める食感や味を持った人造肉を提供することが可能になるでしょう。より優れた品質を確保するために、今後も努力を続けてまいります」とコメントしている。 アレフ・ファームズは、2017年にイスラエル工科大学の研究チームと、フードテック系インキュベーターのストラウス・グループが共同で設立したスタートアップ企業。ビヨンドミートやインポシブル・ミートなどの競合企業のように植物由来の人造肉ではなく、牛などの哺乳類の細胞をベースにした人造肉を製造している。 アレフ・ファームズによると、同社は今年から人造肉のパイロット製造プログラムを開始し、2022年までにイスラエル国内の「精肉市場」への参入を計画している。
掲載日:2021年2月14日:マイティ・ビルディングスがシリーズB投資で4000万ドルの資金調達に成功
カリフォルニア州オークランドに拠点を置く建設系スタートアップ企業のマイティ・ビルディングスが、シリーズB投資で4000万ドル(約42億円)の資金調達に成功した。出資したのはコースラ・ベンチャーズ、ゼノ・ベンチャーズ、コア・ベンチャーキャピタルなどを含む投資グループ。バリュエーションなどの投資の詳細は明らかにされていない。今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は7000万ドル(約73億5千万円)となった。 マイティ・ビルディングズは2017年設立。多くの建設企業が工事現場で建設3Dプリンターを使って住宅などを建設する一方、同社は自社工場に設置した建設3Dプリンターで住宅を建設し、現場に設置する「オフプレミス・コンストラクション」を特徴としている。 マイティ・ビルディングズによると、同社の建設3Dプリンターは350平方フィート(約32.51平方メートル)の大きさの簡易住宅を、わずか24時間で建設できるとしている。同社の3Dプリント住宅は、これまでにカリフォルニア州サン・ラモンとサン・ディエゴに、それぞれ設置されている。 同社へ投資しているコースラ・ベンチャーズのライノ・ブリングノート氏は、マイティ・ビルディングズの建設技術を活用することで、住宅建設に係る人件費を最大で95%削減でき、CO2排出量を最大で50%削減できるとしている。
掲載日:2021年2月13日:シェイプウェイズが3Dプリンティング造形点数2000万点を突破
ニューヨークに拠点を置く3Dプリンティング・サービスビューロー大手のシェイプウェイズが、累積の3Dプリンティング造形点数2000万点を突破した。 シェイプウェイズのグレッグ・クレスCEOは、「2021年という年にこうした記録を達成できたことは、2020年を通じて学び、失ったものを記憶するためのマイルストーンになります。シェイプウェイズのコミュニティは、新型コロナウィルスのパンデミックに対抗するためにフェイスシールドなどの医療物資を大量に生産してきました。そのようなことを含めての記録達成です」とコメントしている。 シェイプウェイズの3Dプリンティングサービスは全世界160カ国のユーザーに利用されている。特に新型コロナウィルスのパンデミックが広がった昨年は、医療物資の製造に同社のサービスを使うニーズが一気に広がった。 シェイプウェイズは2007年にオランダの大手家電メーカー・フィリップスの社内ベンチャーとして設立された。これまでに10種類以上の3Dプリンターを活用し、各種の3Dプリンティングサービスを提供してきている。同社には、有力ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツやユニオンスクエア・ベンチャーズなども出資している。
掲載日:2021年2月12日:スリーディーシステムズが本社キャンパスを拡張
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、サウスカロライナ州ロックヒルにある本社キャンパスを拡張する。10万平方フィート(約9290平方メートル)の拡張計画は、昨年発表された同社のリストラクチャリング・事業再構築計画の一環として行われるもので、拡張された施設では主にメタルパウダーやポリマー系素材の製造などが行われる。今回の拡張により、新たに50人が雇用される。 拡張計画について、スリーディーシステムズのジェフ・グレイブズCEOは、「スリーディーシステムズは世界的な企業になりましたが、サウスカロライナを長らく本拠地としてきています。ロックヒル・キャンパスを拡張することでビジネスの効率性をさらに高め、イノベーションを加速し、インダストリースケールでのアディティブ・マニュファクチャリングの顧客獲得が可能になります」とコメントしている。 サウスカロライナ州選出のリンジー・グラハム上院議員も、「スリーディーシステムズが地元サウスカロライナで施設を拡張することを嬉しく思います。スリーディーシステムズはアディティブ・マニュファクチャリング業界のリーダーとして、アメリカと世界の顧客に数々のソルーションを提供しています。今後もマニュファクチャリングのパワーハウスとしてのアメリカの力をさらに高めてくれるでしょう」と歓迎するコメントを発表している。
掲載日:2021年2月11日:マイティ・ビルディングスが4000万ドルの資金調達に成功
カリフォルニア州オークランドに拠点を置く建設系スタートアップ企業のマイティ・ビルディングスが、4 000万ドル(約42億円)の資金調達に成功した。シリーズBとなるラウンドへ出資したのはコースラ・ベンチャーズ、ゼノ・ベンチャーズなどのベンチャーキャピタルを筆頭とする投資グループ。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は7000万ドル(約73億5千万円)となった。 マイティ・ビルディングズは、調達した資金を人員増強や生産キャパシティーの拡張に投じるとしている。 コースラ・ベンチャーズのオペレーションパートナーのライノ・ブリッグノート氏は、「サステナブルでCO2排出ゼロの住宅を建設するのに、3Dプリンティング、ロボティクス、そしてオートメーションといったテクノロジーが使われていることを、大きな関心をもって注目しています」とコメントしている。 マイティ・ビルディングズは2017年設立。多くの建設企業が工事現場で建設3Dプリンターを使って住宅などを建設する一方、同社は自社工場に設置した建設3Dプリンターで住宅を建設し、現場に設置する「オフプレミス・コンストラクション」を特徴としている。 マイティ・ビルディングズによると、同社の建設3Dプリンターは350平方フィート(約32.51平方メートル)の大きさの簡易住宅を、わずか24時間で建設できるという。同社の3Dプリント住宅は、これまでにカリフォルニア州サン・ラモンとサン・ディエゴに、それぞれ設置されている。
掲載日:2021年2月10日:AIビルドが100万ドルの資金調達に成功
イギリス・ロンドンに拠点を置くスタートアップ企業のAIビルドが、100万ドル(約1億500万円)の資金調達に成功した。出資したのはベンチャーキャピタルのスーパーシードと起業家のウィリアム・タンストール・ペドー氏らを中心とする投資グループ。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。 ペドー氏は、AmazonのスマートスピーカーAlexa(アレクサ)開発の中心メンバーとして知られている。AIビルドは、調達した資金を開発中のAIベースの3Dプリンティングシステム「AiSyncソフトウェアプラットフォーム」の開発に投じるとしている。 AIビルドの創業者でCEOのダグハム・カム氏は、「製造業の現場で要求される品質を満たす大型のパーツを3Dプリンターで製造することには、現時点ではいくつもの課題が存在しています。特に航空宇宙や自動車などの、高い造形品質が求められる産業セクターにおいては厳しい要求基準が存在します。そうした課題を解決するため、我々はスマートアルゴリズムとデータ解析を使い、最高水準の効率性、信頼性、スケーラビリティを実現します。今回の資金調達により、未来の工場を作るという我々のビジョンの実現に向けてさらにフォーカスしてゆきます」とコメントしている。
掲載日:2021年2月9日:ExOneがExOneメタル・デザインラブ3Dプリンターをリリース
ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーで米ナスダック上場のExOneが、小型バインダージェット3Dプリンターのメタル・デザインラブ3Dプリンターをリリースする。カナダのラピディア社と独占パートナーシップ契約を締結し、販売はラピディア社が担当する。 ラピディア社は、カナダの著名発明家ダン・ゲルバート氏が設立したテクノロジー企業。ゲルバート氏は135の米国特許を所有し、自ら設立したレーザーテクノロジー企業のクレオ社をコダックに10億ドル(約1050億円)で売却したことで知られている。ゲルバート氏は、今回の独占パートナーシップ契約締結に伴い、ExOneの技術アドバイザーに就任する。 ExOneのジョン・ハートナーCEOは、「著名なダン・ゲルバート氏とラピディアの技術チームと一緒にメタル・デザインラブ3Dプリンターを販売できることを嬉しく思います。この技術は製造プロセスそのものを大きく短縮するExOneのあらたなポートフォリオです。研究者、教育者、そして工業デザイナーは、従来のデバインディングのような時間をかけることなく、高品質のパーツを驚くほど短時間で製造することが可能になります」とコメントしている。 新型3Dプリンターリリースの報道を受けて、ナスダックで取引されているExOneの株は前日終値から11.44%上昇して昨日の取引を終えた。
掲載日:2021年2月8日:ダッソー・システムズが2020年度第四四半期決算を発表
フランスの3Dソフトウェア開発・エンジニアリング企業のダッソー・システムズが、2020年度第四四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上高は12億2千万ユーロ(約1525億円)で、対前年比で3%増加した。特にソフトウェアの裏下高が前年同期から27%増加し、8億600万ユーロ(約1007億5千万円)の売上をもたらした。 一株あたり利益は0.77ユーロ(約96.25円)で、前年同期から2%増加した。株価も前年同期の170.30ユーロ(約21,287円)から183.80ユーロ(約22,975円に値上がりした。 ダッソー・システムズのバーナード・シャルルCEOは、「(新型コロナウィルスのパンデミックという)未知の時代において、我々は顧客の戦略パートナーとして価値創造のコラボレーションを実現することができました。未来のサステナブルなイノベーションのために、顧客とのパートナーシップをさらに強化してゆきます」とコメントしている。 ダッソー・システムズは、1981年にフランスの航空機メーカーダッソー・アビアシオンの3DCAD開発チームが独立して設立された。同社のCADソフトCATIAは、主に航空宇宙、自動車、家電などの産業セクターにおいて、メーカーなどを中心に広く利用されている。
掲載日:2021年2月7日:シュガーラブが3Dプリンターでバレンタイン用ギフトセットを製造
カリフォルニア州イーストロサンゼルスに拠点を置くシュガーラブが、3Dプリンターでバレンタイン用ギフトセットを製造し話題になっている。シュガーラブは、昨年のクリスマスにもギフトセットを製造し、話題を集めていた。 シュガーラブの創業者でCEOのカイル・フォン・ハッセン氏は、「シュガーラブのゴールは、シェフの才能から生まれたアイデアやイノベーションを、デジタルデザインチームのスキルと組み合わせて、3Dプリンティング技術で昇華させることです。前回はクリスマスコレクションを製造しましたが、今回はバレンタインコレクションをご提供することで我々の歴史に新たな一歩を刻みます」とコメントしている。 コレクションのすべてはヴィーガン(完全植物由来)として提供され、価格は1セット19.99ドル(約2098円)から35.99ドル(約3779円)となっている。いずれもシュガーラブのウェブサイトで購入できる。 シュガーラブは2012年にリズ・フォン・ハッセン氏とカイル・フォン・ハッセン氏の夫婦が二人で立ち上げた「3Dプリント菓子店」。当初より砂糖菓子などを3Dプリンターで製造販売していたが、店の設立の一年後に大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズに買収され、現在は同社の子会社として運営されている。
掲載日:2021年2月6日:2021年度アディティブ・マニュファクチャリング戦略会議がオンラインで開催へ
アメリカ現地時間の2月9日と10日の二日間、2021年度アディティブ・マニュファクチャリング戦略会議がオンラインで開催される。バーチャル展示会の開催時間は両日ともにアメリカ東部時間の11時45分から17時までとなる。バーチャル展示会では各展示者のデモンストレーションビデオが閲覧できるほか、カタログやブロシュアなどの資料がダウンロードできる。展示者のブースによってはオンラン商談システムが利用できたり、メールやチャットで質問ができるブースもあるという。 初日のトークセッションでは、「メタル・アディティブ・マニュファクチャリング市場の未来」のタイトルで、デスクトップメタルのジョナ・マイヤーバーグ氏などをスピーカーにセッションが行われる。2日めのトークセッションでは「医療におけるアディティブ・マニュファクチャリング」をテーマに各種のセッションが行われる。 バーチャル展示会の参加には事前にパスポートの購入が必要。パスポートは199ドルで、展示会の参加に加えてすべてのライブセッションの参加が可能。 アディティブ・マニュファクチャリング戦略会議は、これまでに毎年アメリカの各都市で開催されてきたが、新型コロナウィルスのパンデミックの影響により、今年はオンラインでの開催を余儀なくされた。新型コロナウィルスのパンデミックにより、世界各地で大型展示会の開催中止やオンラインでの開催を余儀なくされている。
掲載日:2021年2月5日:ユニフォーミティ・ラブズが3835万ドルの資金調達に成功
米カリフォルニア州フリモントに拠点を置く3Dプリンター用メタルパウダー製造のユニフォーミティ・ラブズが、3835万ドル(約40億2675万円)の資金調達に成功した。シリーズBとなるラウンドに出資したのはIPグループ、オライオン・リソース・パートナーズなどのベンチャーキャピタルを筆頭とする投資グループ。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。ユニフォーミティ・ラブズは、調達した資金を製品開発とマーケティングに投じるとしている。 ユニフォーミティ・ラブズは2014年設立。主にSLS3Dプリンターやパウダーベッド・フュージョン3Dプリンターで使われるメタルパウダーを製造している。同社のメタルパウダーは多孔性が15%から30%と競合製品の40%から50%よりも低いのが特徴で、高密度で精度の高いプリンティングを可能にするとしている。特にパウダーベッド・フュージョン3Dプリンターでは、スループットが3倍から10倍向上するとしている。 出資したIPグループのマイケル・ブリーチュカCEOは、「同社に創業期から投資している我々は、ユニフォーミティ・ラブズがアディティブ・マニュファクチャリングの世界を完全に破壊してくれることを期待しています。同社のチームは非常に素晴らしい仕事をしています。イノベーティブなハードサイエンス企業に特化して投資するという我々のフォーカスに、同社は完全に合致しています」とコメントしている。
掲載日:2021年2月4日:ルイスビル大学の研究チームが大豆さやから3Dプリンター用フィラメントを開発
米ケンタッキー州・ルイスビル大学の研究チームが、大豆さやから3Dプリンター用フィラメントを開発したとして話題になっている。 全米大豆生産者会議から3万5千ドル(約367万5千円)の助成金を得て行われたプロジェクトは、大豆の生産時に発生する大量のさやを粉砕し、繊維を取り出してフィラメントに加工するもの。研究チームは、実用に耐えうる造形品質を確保できたとしている。 アメリカは世界で消費される大豆の50%を生産する大豆生産大国として知られている。一方、アメリカでは年間に2億1500万トンもの大豆が廃棄され、いわゆる廃棄ロスが問題となっている。ルイスビル大学の研究チームは、廃棄される大豆を原料にフィラメントを製造し、廃棄ロスを削減したいとしている。 海洋ごみなどをリサイクルしてフィラメントを製造するケースは存在するが、大豆をリサイクルしてフィラメントを製造するのは、今回のルイスビル大学のケースが世界初と見られる。 ルイスビル大学は1798年設立の、ケンタッキー州の名門大学。アメリカ最古の市立大学で、特に博士課程の各種の研究活動が盛んなことで知られている。同大学医学部は、世界初の心臓移植手術を行っている。
掲載日:2021年2月3日:スペインのノバミートが世界最大サイズの人造肉の製造に成功
3Dプリンターで人造肉を製造しているスペインのノバミートが、世界最大サイズの人造肉の製造に成功した。大きさ22,500立方ミリメートルの人造肉は、哺乳類の肉の細胞と植物由来の素材を組み合わせたハイブリッド型で、食感や味が競合製品よりも牛肉に近いとしている。ノバミートによると、今回製造された人造肉は、昨年2020年に韓国の研究所が製造した大きさ17,000立方ミリメートルの人造肉のサイズを上回り、世界記録を塗り替えたとしている。 ノバミートのインスタグラムによると、人造肉の食感と味は通常に牛肉に近いとしているものの、美味しさとしては「不十分」であるとしている。ノバミートは、「人造肉メーカーの多くが同じ課題に直面しています。口に入れた時の感触や香りなど、改善するべき点はまだ多く残っています」とツイートしている。 ノバミートは、人造肉の味などを改善するため、地元のミシュランスターレストランと提携し、シェフの意見などを取り入れるとしている。 現在、地球上では年間3億4614万トンの肉が消費されていて、2030年までに44%増加すると予想されている。畜産業は、大量の植物資源と水を消費し、大量のCO2を廃棄する産業で、地球の自然環境にとってネガティブな存在であるとされている。そうした畜産業をリプレースすることを目的に、現在世界各地で人造肉メーカーが立ち上がっている。
掲載日:2021年2月2日:スペインの3Dプリンティング・サービスビューローが180万ドルの資金調達に成功
スペインの3Dプリンティング・サービスビューローが、180万ドル(約1億8900万円)の資金調達に成功した。調達したのはスペインのアストゥリアスに拠点を置くトライディティブ社。調達した資金は、同社のアディティブ・マニュファクチャリング・センターで開発中の3Dプリンターの開発費用などに投じられるという セカンドラウンドとなる今回のラウンドへ出資したのはスタンレーベンチャーズ、テックスターズ、フノサ・エンプレサス、フォース・ファンディング、IDPAなどのベンチャーキャピタルと、スペイン、フランス、スイスのエンジェル投資家グループ。なお、バリュエーションなどの投資の詳細は明らかにされていない。 トライディティブのマリエル・ディアズCEOは、「既存株主の皆様の変わらぬサポートに感謝するとともに、今回新たに株主に加わって下さった皆様を歓迎いたします。今回の資金調達により、工業用アディティブ・マニュファクチャリングにおける我々のマーケットプレゼンスをさらに拡大することが可能になります」とコメントしている。 トライディティブはマリエル・ディアズ、ホセ・カメオ、セルジオ・マルティネスの三人が立ち上げた3Dプリンティング・サービスビューロー。2万平方メートルの敷地のセンター内に各種の3Dプリンターなどを設置し、主に産業セクターのユーザーに3Dプリンティングサービスを提供している。
掲載日:2021年2月1日:フォーワードAMがスタートアップ企業のイノベーションコンテストを実施
ドイツの大手化学メーカーBASF傘下のフォーワードAM(アディティブ・マニュファクチャリング)が、スタートアップ企業のイノベーションコンテストを実施する。フォーワードAMイノベーション・アワードと称されたコンテストは、アディティブ・マニュファクチャリングを活用したスタートアップ企業が対象で、グランドプライズの勝者には8万ユーロ(約1000万円)相当の3Dプリンティング・サービスビューロー利用権が授与される。 また、スポンサー企業のデロイトから、サステナビリティ・アワードとして1万ユーロ(約125万円)分の現金が授与される。さらに、ファイナリストには2万ユーロ(約250万円)相当のコーチング・マーケティング支援プログラムが贈られる。 コンテストの申し込み期限は2021年3月28日で、4月14日から選考が開始される。4月28日にセミファイナルが行われ、6月30日にファイナリストと各賞の受賞者が発表させる。 コンテストには、オートデスク、HP、スカルプティオ、ウルチメーカー、デロイト、フォトセントリック、BASFベンチャーキャピタルなどの企業がスポンサーとして参加している。 フォーワードAMは、BASF傘下の3Dプリンティング・サービスビューローで、主に産業ユーザーを対象に各種の3Dプリンティングサービスを提供している。
掲載日:2021年1月31日:フォームラブズがSLS3Dプリンター「フォームラブズ・フューズ1」をリリース
米マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、同社初となるSLS3Dプリンター「フォームラブズ・フューズ1」をリリースした。世界初のベンチトップSLA3Dプリンターとなるフューズ1は、ナイロン12パウダーを素材に、高精度で低コストのモノづくりを可能にするとしている。 フューズ1は造形サイズ165 X 165 X 300mmの小型シングルレーザーヘッドSLS3Dプリンターで、1レイヤーあたり110ミクロンでの造形が可能。価格は18,499ドル(約194万2395ドル)からとなっている。 フォームラブズの共同創業者でCEOのマックス・ロボフスキー氏は、「フォームラブズは、10年前にSLA3Dプリンターのフォーム1をリリースし、アディティブ・マニュファクチャリング業界の定義を一新しました。今回のフューズ1のリリースも、同様の信頼性とアクセシビリティを3Dプリンティング業界にもたらします。SLS3Dプリンターは、豊富な予算を持つ大企業が独占すべき技術ではありません。スタートアップ企業から大企業まで、すべての企業が活用すべきものです」とコメントしている。 フォームラブズは、2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたスタートアップ企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「フォーム1」「フォーム2」「フォーム3」をリリースしている他、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂を開発している。
掲載日:2021年1月30日:オランダ海軍が中国のINTAMSYS社の3Dプリンターを導入
オランダ海軍が中国のINTAMSYS社の3Dプリンターを導入した。オランダ海軍基地があるデン・ヘルダー港に導入されたINTAMSYS Funmat PRO410 3Dプリンターは、艦船などの消耗部品の製造に使われる。 オランダ海軍の高度アディティブ・マニュファクチャリング研究センターのマックス・ニジュペル氏は、「我々は現在、艦船の保守用におよそ3万点の部品を備蓄していますが、その10%を3Dプリンターで製造できるようになれば、コストを大きく削減できます。備蓄のためのスペース、重量、物流作業なども同時に削減できます。アディティブ・マニュファクチャリングは、結果的に我々の行動範囲を大きく広げてくれます」とコメントしている。 軍隊が補給や修繕などを目的に3Dプリンターを導入する機運は世界的に高まっている。アメリカ海軍も、空母エセックス艦内に3Dプリンターを設置し、消耗部品の製造などの実証実験を行っている。オーストラリア陸軍も、オーストラリアの地元3Dプリンターメーカーと共同で、消耗部品の製造などを行っている。 INTAMSYSは、上海に拠点を置く中国の3Dプリンターメーカー。同社のFunmat PRO410 3Dプリンターは最高450℃までの溶融が可能で、PEEK、PPSU、Ultemなどのエンジニアリングプラスチックが使用出来る。また、FUNMAT3Dプリンターの価格は5,000ドル(約55万円)と、競合他社製品の半分から三分の一程度となっている。
掲載日:2021年1月29日:ギラード・ギャンズ氏がRobozeのアドバイザリーボードメンバーに就任
ギラード・ギャンズ氏が、イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeのアドバイザリーボードメンバーに就任する。ギャンズ氏は、2009年から大手3Dプリンターメーカーのストラタシスのグローバルフィールド・オペレーションズ担当副社長を務め、同社の海外マーケティングと事業開発を担当していた。ストラタシス入社前は、ドイツの大手ソフトウェアメーカーのSAPのイスラエル担当マネージングディレクターを務め、イスラエル市場での事業開発を担当していた。 ギャンズ氏のアドバイザリーボードメンバー就任により、Robozeの海外展開が加速する可能性があるとある関係者は予想している。 Robozeの創業者でCEOのアレッシオ・ロルーソ氏は、「我々のビジョンを実現し、マニュファクチャリングを市場へ近づけるために、我々は過去から学んで未来を構築しなければなりません。ギラードのアドバイザリーボードメンバー就任は、我々すべてにとって極めて有意義なことです」とコメントしている。 Robozeは2013年設立、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空宇宙や自動車などの業界ユーザーを中心にユーザーを増やしている。RobozeのARGO500 3Dプリンターは、500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来る。
掲載日:2021年1月28日:アメリカ初の居住用3Dプリント住宅の販売開始
アメリカ初の居住用3Dプリント住宅の販売が開始され、話題になっている。アメリカの建設企業SQ4Dがニューヨーク州ロングアイランドに建設した3Dプリント住宅は広さ1400平方フィート(約39.34坪)の平屋建て住宅で、3ベッドルームと2バスルームを有している。州政府から建築許可を取得した3Dプリント住宅の価格は29万9999ドル(約3150万円)で、従来の住宅価格の半分程度だとしている。 3Dプリント住宅は、SQ4Dが独自に開発した建設3DプリンターARCS(Autonomous Robotic Construction System)で建設された。ARCSは、可動式ロボットアーム型の建設3Dプリンター。 同住宅の販売を行う地元不動産企業の担当者スティーブン・キング氏は、「29万9999ドルという価格は、ロングアイランド地域で販売されている類似物件の価格の半分の水準です。ロングアイランドで進行中の住宅不足問題を解決するソルーションのひとつになりそうです」とコメントしている。 人材不足などを理由に、アメリカでは現在住宅価格が各地で値上がりしている。特に人口が多いニューヨーク州、カリフォルニア州、テキサス州、イリノイ州などでは住宅価格が高騰し、社会問題になっている。住宅問題を解決するため、各地で建設3Dプリンターが導入され、3Dプリント住宅が建設されている。
掲載日:2021年1月27日:ExOneがAMGTAに加入
ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーで米ナスダック上場のExOneが、アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング業界団体のアディティブ・マニュファクチャラー・グリーン・トレード・アソシエーション(AMGTA)に加入した。AMGTAは独立系の業界団体で、マニュファクチャリングのサステナビリティに関する同団体のポリシーに賛同するすべての企業の加入を歓迎するとしている。 ExOneのジョン・ハートナーCEOは、「ExOneのチームは、ExOneのバインダージェッティングテクノロジーが広範囲にわたるサステナビリティのベネフィットをもたらすと信じています。そして、我々の顧客は、製品ライフサイクルにおける同技術のベネフィットを現実のデータで確認することを望んでいます。そうした領域におけるAMGTAの重要な仕事をサポートできることを嬉しく思います」とコメントしている。 ExOneの加入に伴い、ExOneのジョン・ハートナーCEOはAMGTAの取締役に就任した。 AMGTAは、2019年にフロリダに拠点を置くメタル3Dプリンティング・サービスビューローのシンタヴィア社が中心になって設立された非営利団体。アディティブ・マニュファクチャリングのサステナビリティなどをテーマに、各種の研究や啓蒙などを行うことを事業目的にしている。
掲載日:2020年7月1日:後編|世界最高レベルの3Dプリンターで作られた 世界最大級のジオラマで見る日本橋
「3Dプリンターのこれからの課題と未来予想図」

先日リニューアルオープンした三井不動産レジデンシャルの「日本橋サロン(日本橋三井タワー内)」。そこで一際目をひくのが、日本橋の街を再現した巨大なジオラマだ。なんとこれは、世界最高レベルを誇るフルカラー3Dプリンターで100%出力されたもの。スケールの大きさも精密度も前例のない、この桁違いのプロジェクトとは?

稀代の浮世絵師、歌川広重の『名所江戸百景』にも描かれているシンボリックな暖簾(のれん)を垂らした呉服店「越後屋」。その老舗が日本橋の重要文化財として知られる三井本館が現在建っている場所にあったことは有名な話だが、そんな江戸文化が感じられる街、日本橋周辺を3.59km×2.36kmの範囲でジオラマ化するプロジェクトが、無事完成を迎えた。

世界最大級のジオラマを3Dプリンターですべて出力して組み上げるというこの前例のない試みについて、前編では完成したジオラマのディテールや制作過程を、中編ではいま3Dプリンターでつくる価値についてお届けした。
後編では、プロジェクトを通して見えた3Dプリンターの今後の課題や未来の展望について、当媒体「セカプリ」の代表で当プロジェクトの制作を担った木下謙一(株式会社ラナキュービックほかRANA UNITEDグループ代表取締役CEO)と山口修一(株式会社マイクロジェット代表取締役CEO)の両氏が語り尽くす。

世界最大級のジオラマから得られた収穫は計り知れない

木下「今回のジオラマは、何もかもが前例のないものでしたが、とても合理的にあらゆる作業ができましたし、これまでにないモノ作りが体験できました。大型のフルカラー3Dプリンターを3台以上、何十時間も連続して稼働し続けるというのはありえないことだと思いますが、最新のテクノロジーを使って、従来の日本人らしさと言われるような気合と根性とはまた違う方法論で、画期的なジオラマが完成したという実感があります」
山口「デジタルゆえの利点も多くありましたね。色味が合わないと分かった時点で、すぐに作り直しをしたり、その修正部分も2日後にはチェックできたりと、3Dプリンターで制作することはデジタルならではのパフォーマンスが随所に発揮されたと思います」結果大きなトラブルもなく完成を迎えたが、それだけにこのチャレンジから得られた収穫は計り知れない。これからのモノ作りやビジネスに活かせるヒントはいくつも見つかったようだ。
山口「まず今回の試みで、最大のリスクだったのが、稼働中に何らかのトラブルでプリンターが止まってしまうということですよね。結局3ヶ月間故障なく動き続けたわけですから、ミマキエンジニアリングさんにとってもいい前例が作れたと思います。個人的には、予想以上に3Dプリンターは安定していたなと感じました」
木下「そもそも前例のないことをやったので、最終的にこうなりますということがお見せできない状態からのスタートでした。クライアントをはじめプロジェクトチームのみなさんには非常に感謝しています」
山口「もし、最初の段階でこれは無理だと判断していたら今回の収穫はなかったわけですし、この実例は何か新しいビジネスのスタートになるかもしれませんね」これだけ大規模なジオラマを短時間で作り上げたことは、今後の3Dプリンターの使い方の道標にもなる。例えば、量産化できるホビーのツールや災害時の検証、ほかの使い方も模索できそうだ。山口「ホビーやフィギュアということであれば、フルカラーはまだまだコスト的に高いので難しいところはあると思います。ただ、自分で色を着けるということなら、ホビーの範疇として使える安価な3Dプリンターやその活用例は、次々に出てきています」
木下「シューズメーカーがソールの一部を3Dプリンターで作ったり、メガネメーカーがフレームを作ったり、デザインと掛け合わせて身近なもので使う例は、たくさんありますからね。そういった活用法は今後も広がるんじゃないでしょうか」
山口「3Dプリンターはますます市場を拡大していくと思います。これまでの製造業はマスプロダクション。言わば メーカーが規格を決めてそこから選ばせる“押しつけのものづくり” でした。しかし、いまはデジタル技術の活用によって、一人ひとりに自分のものを提供するマスカスタマイゼーションが重視される時代です。一人ひとりが自分にぴったりのものが欲しいと思う気持ちがある。3Dプリンターはそれを解放する技術です。このチャンスに挑戦する方が増えればと思います」

世界の技術に追いついていくために必要なこと
ますます身近になる3Dプリンター。モノ作りが得意な日本は、これからの未来に期待が持てそうだが、そもそも3Dプリンターの開発に関しては、現状、世界的に見てどんな立ち位置にいるのだろうか?
山口「残念ながらドイツなどの先進国に比べると、かなり遅れを取っていると思います。例えば日本で3Dプリンターの展示会をやると出展は50?100社程度ですが、最新のドイツで行われた展示会の出展社数は、800社以上ですから、全然規模も熱量も違うんですよ。また欧米では、3Dプリンティング関連産業が根付こうとしていますから。例えば今回のようなリアルなジオラマで、CGを使わず特撮をするというような観点など、角度の違う見方や活用方法でビジネスを考えていくことは必要だと感じますね」
木下「僕も今回やってみて、リアリティを目の当たりにすると従来のジオラマとは意味合いが変わったなと感じました。ジオラマは本来、現実の世界の建物や街を単に縮小したものですが、ここまでリアリティがあると、ちょっと違ったものに見えてきますね。それに共感や理解をしてくれる個人、企業と新しいビジネスを考えていくのはありだと思います」
日本橋の街の3Dプリンター製ジオラマを作ったことで、両氏にはまた新しいものが見えてきたようだ。ところで、今回のプロジェクトでは、やり残したと感じることはないのだろうか?
木下「時間がもうちょっとあれば、いろいろとできたかなとは思います。ひとつは、樹脂を中空にして樹脂の量もコストも削減できたのではないかということ。あとは、電車や車、船、人といった小道具をもっと使えば、さらにリアリティが出せたかなとは感じます。ですがそれは今からでも修正はできますし、街並みが変わればブロックごとに差し替えることもできます」
山口「リアリティと、そして追加修正が容易にできるのはデジタルの特性ですね。あと、日本橋周辺のジオラマを作ってわかったのですが、東京の土地活用は飽和していたかと思っていたのですが、上空から見ると低層建築が密集して空間がある場所が結構あることに、初めて気がつきました」
木下「そうですね。小さいビルと大きいビルの差が著しいところが結構ある。やはりリアルなジオラマを作ると新しい発見がありますね。都市機能を考えるうえでも、有意義な模型としてもいろいろ活用できたら嬉しいなと思います」
山口「あと3Dプリンターでいえば、もう少し子どもと触れ合う機会を増やしていきたいなとは思っています。実はゲームとは違って3Dプリンターは、大人と子どもが一緒になって楽しめるツールにもなるんです。単純に作りたい形になって立体物が出てくること自体体験したら楽しいですし、そうやって子どもの頃からプリンターに触れる経験があれば、もっとユニークなアイデアやビジネスが生まれるようになるかもしれません。私はそれを実現するための子どもと3Dプリンターを結びつける活動に、これからまた挑戦していきます」
■プロフィール
木下謙一(きのした・けんいち)
1969年生まれ。株式会社ラナデザインアソシエイツなどクリエイティブとソリューションを提供するラナグループの代表取締役CEO、武蔵野美術大学非常勤講師。1992年、武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、NHKアート等を経て、1997年にラナデザインアソシエイツを設立。多くの著名企業のウェブサイト構築やアーティストのCDジャケット、広告ビジュアル、アプリ制作などを手がける。The New York Festivals、London International Advertisingawards、東京ADCほか受賞は多数。

山口修一(やまぐち・しゅういち)
1957年生まれ。株式会社3Dプリンター総研代表取締役CEO、株式会社マイクロジェット代表取締役CEO、一般社団法人日本3Dプリンター協会代表理事、工学博士、インクジェット&3Dプリンターコンサルタント。1983年、東京工業大学大学院理工学研究科修了後、エプソン株式会社(現セイコーエプソン株式会社)を経て1997年にマイクロジェット社を設立。以後、国内外でインクジェット技術普及のための講演活動や技術支援を積極的に行っている。2012年、『インクジェット時代がきた!』(光文社新書)を上梓。3Dプリンターやインクジェット関連の講演、論文、著作多数。